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早稲田対策

1.長文読解


(1)早稲田の長文読解問題の特徴―全般的特徴


a. 良問がそろっている

早稲田大学に出題される読解系の問題の全般的特徴を一言で言えば、「オーソドックスな良問がそろっている」ということです。
いたずらに難しすぎたり、出題形式が奇抜だったりするような問題は、ほとんど出題されていません。ただし、「オーソドックスな良問」ということは、つまり、問題文のある程度細かな点から、全体の要旨(メインアイディア)まで正確に把握しているかをしっかり試されるテストである、ということです。

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ですから小手先のテクニックや、フィーリング、はたまた単なるヤマカンに頼ることも当然できなくなります。長期的にこつこつと長文を読む訓練を積んできた者が、確実に得点できるような問題になっている、という意味において「良問」であるというわけです。


b. 分野・テーマが多岐に渡っている

早稲田大学の読解問題において、「このようなテーマの英文がよく出題される」というような全学部に渡る一般的傾向はありません。むしろ、早稲田大学の全学部を見渡した場合、非常に多岐に渡る分野・テーマの英文が出題されている、というのが特徴です。

学術的なお堅い論説文から、軽い洒脱なエッセイ、本格的な小説文、果ては一般教養レベルの自然科学的読み物にいたるまで、まんべんなく取り上げられています。したがって、自分の好きな分野に偏りすぎることなくいろいろな種類の英文に接して、それぞれの英文の持つ雰囲気を嗅ぎ分けながら読み進めることができるようになることが理想です。

このように問題文が基本的には多岐に渡っているわけですが、ただし、学部によってはおぼろげながらある一定の傾向が見えてくるところもあります。出題分野に大まかな特徴の見られる学部については、次の「学部ごとの特徴」で簡単に触れることにしましょう。

(2)早稲田の長文読解問題の特徴―学部ごとの特徴

早稲田大学の長文問題は「全般的特徴」で述べたように、基本的にはどの学部も「英文の内容がしっかり理解されているか」、「正しい語彙や表現を身につけているか」ということを試そうとするものですから、出題の形式を過度に気にするのはあまり意味がありません。

英文を「読む」基本的な力をつけなければいかなる形式の問題も解くことができませんし、逆にそのような力をつけていれば早稲田大学の場合はそれがほぼ公平に得点に現れてきます。ただし、限られた勉強時間をできるだけ上手に使うために、出題形式の概要を知っておくのも有効なことです。以下に、主な学部について知っておいたほうがよい出題形式・傾向のポイントを見ていきましょう。

a. 政治経済学部

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大問5題のうち3〜4題が長文問題で、読解問題の比重が大きくなっています。ただし、語彙や文法の要素が長文問題の中にちりばめられているので、これらをおろそかにすることはできません。

問題の形式も、内容一致を中心として、空所補充、文やパラグラフ整序などいわゆる長文総合問題形式で出題されています。さらに特徴的なのは、中心となる4題の長文を含む全問題が英語で質問されていることです。質問の英語自体はむずかしいものではありませんが、慣れていなかったり、知らなかったりすると動揺してしまうかもしれませんので頭に入れておく必要があるでしょう。

難度的には超難問は比較的少ないのですが、言い換えれば標準的な問題をいかに確実に正答するかがより重要となります。また、政経学部では年度にもよりますがこれまで小説文が取り上げられていることが多くありました。受験勉強ではとかく社会科学系の論説文を読むことに偏りがちですが、政経学部を第1志望にする場合、ぜひ英米の短編小説などを一部学習素材として取り込み、その種の文章にある程度慣れておくとよいでしょう。


b. 法学部

ここ数年は、長文問題は2題で統一されています。1題は論説文、もう1題は小説(フィクション)という出題パターンが非常に多く、この出題傾向は国際教養学部の問題と酷似しています。

長文2題とも入試問題としては超長文(1300〜1500語程度)の部類に入り、正確に読む力と共にある程度速く大意を捉える力も要求されているといえます。論説文は段落ごとの要旨、すなわちメインアイディアを問う問題が特徴的です。各パラグラフを読む毎に設問に取り組む方法が有効です。さらに、内容一致問題に加え、一部発音・アクセント問題を組み込んでいるのも特色といえます。

小説文は、ストーリー展開の細部を理解できているかを問う問題や、文中の下線部語句の意味を判断させたり、言い換えを選ばせたりする問題などが中心となります。細かな文法事項を問うというより、的確な内容把握に重点を置く設問となっています。ただし、文法の運用能力や単・熟語の知識などは条件英作文やテーマ英作文などその他の大問で試されることになりますから、最終的には細かい知識を含む総合力が問われていると言えます。

c. 文学部・文化構想学部

文化構想学部の新設以来一定の出題パターンが定着しています。長文読解の大問は3題。1題目は2つの異なるパッセージ(各300語前後)中の単語もしくは短いフレーズの空所補充問題、2題目は3つの異なるパッセージ(各200語〜500語程度)についての内容一致問題、3題目は1つのパッセージ(500〜600語程度)についてのセンテンスレベルの空所補充問題。

全般的に紛らわしい選択肢は少なく、しっかりと読めていれば解きやすい素直な問題となっている点は大変良心的な問題です。テーマが異なる、多くのパッセージをリズム良くてきぱきとこなしていく要領が必要となるでしょう。また、独立した文法・語彙問題はないものの大問1の単語の空所補充では、文脈だけでなく文法・語法の知識を利用して解答を導くものも多く、この方面の学習も疎かにできません。

文学部と文化構想学部は、その他の大問(会話問題、英作文問題)も含めて、傾向・形式がまったく同じで、統一コンセプトで問題が作成されています。


d. 商学部

いわゆる長文読解総合問題(様々な形式の問題が1つの英文の中で問われる問題)でほぼ全ての大問が構成されていて、長文問題形式のデパートのような印象を与えるのが商学部の特徴です。長文形式の問題だけでも、内容一致、空所補充、文・パラグラフ整序、整序作文、下線部言い換え、部分和訳・英訳を含む記述問題など1回の試験でほぼすべて出題されます。

長文中での文脈に即した和訳・英訳問題は他学部には見られない、商学部に特徴的な問題で、例年2〜4問出題されています。いろいろな角度から受験生の力を試そうとしているためだと思われます。長文だけの大問が5題前後ありますが、1題あたりの長文の長さは500語前後と比較的短く、いわゆる難問といったものもあまり見られないので、早稲田の中では比較的取り組みやすいと言えるでしょう。

e. 教育学部

大問全5題中4題が長文読解、1題が会話文という形はほぼ確立されているようです。長文問題は総合問題形式を取っていますが、設問の形式は「下線部の意味を問うもの」、「空所補充問題」、「内容一致問題」の3つのバリエーションを中心に構成されています。

1問あたりの文章はかなり少なめで、ごく短いパッセージのものもあり、商学部同様に分量的な負担は比較的軽いと言えます。問題も会話文に「くせ」のある物がいくらか見られますが、それ以外は難問はあまり出ていません。

しかしそれは逆に言うとケアレスミスが命取りになる、ということですから、やはり基本的読解力を確実に身につけていくことが何よりの対策になります。

f. 人間科学部

長文読解については内容把握問題のみで、その他、前置詞の空所補充問題、文法の下線部間違い探し問題の全3種類の大問で全体を構成するパターンが毎年続いています。

読解問題については200〜300語ほどからなる短いパッセージを8種類読ませて、それぞれの内容についての質問に4択で答える、という設問のみで、それ以外の空所補充などの問題は出されていません。

テーマのまったく異なる短いパッセージを次々と読みこなしていくことになるため、小問が変わるごとにてきぱきと頭を切り替えて問題を処理していくことがポイントとなります。基本的な語彙力や文法力を磨くと同時に、日頃から300語程度の短いパッセージの要旨をすばやく(5分程度で)つかんでいくような訓練が有効でしょう。


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