プログラム:提携大学スペシャルプログラム
入学方式:Manhattan Collegeからの3年次編入
周智浩くん(順天高等学校)
自分は中学と高校の時のニュージーランドとカナダへの短期留学を経て、留学に興味を持ち始めました。その後、トフルゼミナールのことを高校二年生の二学期の時に見つけて、そこから本格的に留学について考え始めました。日本の大学ではなくアメリカの大学に進学しようと思った理由はいくつかありますが、一つは中学高校で英語をしっかり学んできてある程度実用性も持つことができたので、それを活かしたかったからです。もう一つは、このまま日本の大学にいたら自分にとっての英語力は武器になるけれど、それだけになってしまうと感じたからです。英語力の上に何かを学びたいと思い、アメリカに留学することに決めました。機会があれば自分の知らない世界を体験してみたいともずっと思っていたので、大学での留学が自分にとっての機会になると感じていました。
アメリカの東海岸に行ってみたいという思いを昔から持っていたので、東海岸の大学に進学しようと思いました。進学先のManhattan Collegeはニューヨークにありますが、シティまで遠すぎず近すぎずという環境なので、勉強に集中でき、時間があるときは都市部で時間を過ごすこともできます。また、この大学は規模が大きすぎないので、一人一人への対応もしっかりしていると聞き、アメリカの大学に初めて行く自分としては安心できると思ったことも進学先として選んだ理由でした。
初めは大学で国際関係学を勉強しようと考えていましたが、自分のことや将来のことをじっくり考えた結果、機械工学を専攻することに決めました。高校時代は文系だったので理系科目を専攻することに対して不安もありましたが、アメリカの大学の特徴として何を専攻しても一般教養科目があるので、さまざまな分野を学びながら知識を蓄え学んでいけるのではと考えており、今は楽しみな気持ちで日々の勉強にのぞんでいます。大きなクラスでも30人、平均すると10人程度のこじんまりしたクラスでの勉強は教授やクラスメートとの意見交換の機会も多くあり、非常に充実しています。
大学生活を海外で過ごす人は少しずつ増えてきたとはいえ、まだまだ少数派です。ちょっと留学に興味があっても躊躇してしまう人は少なからずいると思います。ただ、大学生活を海外で過ごすというのは一生の経験と思い出になるので、少しでも興味があり挑戦してみたいという人は思い切りその道で頑張ってほしいです。途中苦労することもあり、「本当にアメリカの大学に来て良かったのかな?」と思う瞬間は長い期間いれば何度かは誰でもあると思います。ただ、そのひと時の大変さでやめてしまってはこれから得られるものも得られず勿体ないです。もし大変な時があったら上手くやり遂げた後のことをイメージしてみるとやる気がでるかもしれません。海外の大学に進学したい人達には、自分の目標に向かって頑張ってほしいです。