


高校1年生の時に参加した高校の海外語学研修でカリフォルニア州のサンディエゴとロサンゼルスを初めて訪れ、そこで見たリアルなアメリカの学生生活に強く憧れるようになりました。帰国後、自分の進路を考えた時に、せっかく大学に通うのなら海外に環境を移した方がより多くのことを経験し学べるのではないかと考え、アメリカの大学を目指すことに決めました。そこで、せっかく目指すなら、全米公立No. 1の大学にしようとUCLAを目標校として選びました。
留学について色々調べていくと、1年生からアメリカの名門大学に通うには、入学のために必要な学力と莫大な学費がかかることがわかり、そこで最初の2年間は比較的入学するハードルも低く、学費もあまりかからないコミュニティカレッジに通ってから、4年制大学に編入しようと考えました。日本にいる間に、トフルゼミナールでカレッジ入学に必要なTOEFL iBTテストの勉強を必死に続け、高校3年生の秋に、サンディエゴ近郊にあるPalomar Collegeに進学先を決定しました。
私は元々英語がとても苦手でした。トフルゼミナール入塾当初は苦戦して、自分は留学できるのかと思うぐらい不安でいっぱいでしたが、経験豊富な先生方が、現地でも通用するエッセイの書き方やリスニングのコツなど、たくさんのアドバイスを親身になってサポートしてくださりました。実際に外国人の先生のクラスもあり、チャレンジしながらも英語に慣れることができました。また、疑問に思ったことがあれば、質問してその場で解決するようにする癖をつけ、今振り返ると、当時のトフルゼミナールの厳しい時間があったお陰で、渡米後も挫けることなくUCLA卒業という大きな目標に向かって頑張れたのだと思います。
4年制大学に編入するためには、カレッジでの成績が非常に重要です。カレッジ入学後は「絶対にUCに編入する」という強い信念を持ちながら勉強に取り組みました。最初の学期に取った社会学の授業は難易度が高く、とても苦労しましたが、自分を信じ最終的にAを取ることができました。このクラスのおかげで、編入のために好成績をキープするモチベーションと自信を手に入れることができました。途中コロナ禍で授業がオンラインになるなどありましたが、トフルゼミナールの現地指導員の方から授業や編入エッセイの添削指導を受けることができ、編入のプロセスをスムーズに進めることができました。
結果として、Palomar CollegeでオールAをキープすることができ、晴れてカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に合格しました。両親も自分のことのように喜んでくれて、コロナ禍でも頑張ってよかったと心から思えました。
UCLAでは国際開発学を専攻し、途上国・先進国を含む地球社会全体の開発課題を研究していました。また、勉強だけでなく大学内のクラブにも率先して参加し活動しました。例えば、UNICEF at UCLA のソーシャルディレクターとしてイベントを企画運営し、UCLA Den Operations ではアウトリーチメンバーとして学生に対してスポーツ観戦促進を目的とした広報活動を行いました。勉強やクラブ活動で忙しい日々を過ごしていましたが、様々なバックグラウンドを持ったたくさんの友人にも恵まれ、UCLAでの生活は毎日がとても充実していました。
これから留学を目指す方、ぜひしっかりと目標を持って頑張ってください!Go Bruins!