海外帰国生、一時帰国生のための入試対策講座をご提供します。ご希望の大学受験対策から、英語試験(TOEFL、英検、SATなど)対策、小論文に面接対策まで。
更にトフルゼミナールカウンセラーとのオンラインによる定期的な進路・学習カウンセリングも可能です。
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お子様の受験、進学について「いつ頃から受験の準簿をしたらよいか?」「具体的には何から始めたらよいか?」「各大学のホームページを見てもよく分からない??」のように悩まれている方は多いです。
帰国生を支援して40年の実績ある当校が考える「入試に向けた必要な準備」は次の6つのことです。
いざ受験の準備をし始めた時には既に、ある程度学校の生成が出てしまっていて間に合わなかったということもあります。帰国生の入試は一般入試と異なり試験科目が多くないこともあり、大学は高校での成績を見て合否を判断することがよくあります。
また現地校での成績は良いに越したことはありませんが、かといって言葉のハンディを受けにくい科目(JapaneseやMusic、Artなど)ばかり履修するのは得策ではありません。
帰国枠大学入試においては、成績の評定ばかりが問われるわけではなく、成績の推移や履修科目の内容なども考慮されるからです。一般に、数学や物理などの理系科目は、歴史などの文系科目よりも日本人にとっては良い成績を取りやすい科目と言えるでしょう。
昨今の大学入試はとても複雑になっています。まずは以下の点について考えてみてください。大まかで構いませんので将来何が必要なのか頭の隅に入れておいてください。
・9月入学か4月入学か?
通常北半球のカリキュラムにて学んでいる帰国生の場合は、9月入学⇒4月入学の順番になる為、もし9月入学希望の場合にはG11年生(高2生)の時から準備開始が望ましいでしょう。
南半球のカリキュラムにて学んでいる帰国生の場合は、4月入学⇒9月入学の順番になる為、もし4月入学希望の場合にはG11年生(Y12年生)からG12年生(Y13年生)の夏休み(11月~12月)の時期に準備を開始するが望ましいでしょう。
・文系か理系か?
文系か理系により準備すべき内容が異なってきます。 一般的には、文系の場合は学校の成績、英語資格試験対策、国家統一試験対策の準備がまず重要です。 理系の場合は更に日本の高校生が学ぶ数学や理科と同様な準備が必要になることもあります。また選択肢が多くない為、併願校についてもしっかりと検討しておく必要があります。
・大学にて授業を受ける際に英語による授業を希望するか?
日本語による授業を希望するか? 一般的には前者の場合は高いアカデミックな英語力が必要です。後者の場合(主に文系)小論文対策の準備(日本語を読む力および書く力)が必要です。
英語環境にいるから英語の勉強は大丈夫などと、侮っていませんか?ふだん現地校で学習している英語はコミュニケーション中心、あくまでも英語は道具として使用しているのではないかと思います。実用的なことを考えればそれで十分なのですが、大学側に自らの英語力を証明するにはTOEFL®などのアカデミックな英語資格試験のスコアが重要になります。またスコアがアップしても学校の成績を落としてしまっては意味がありません。学校の成績を維持しながらバランスよく、早い段階からある程度時間をかけて少しずつスコアをステップアップさせていくことを心がけてください。
国家統一試験とは、日本の高校生でいうと共通テストに相当する試験のことです。現在通っている高校のカリキュラムはどこの国/地域の教育システムになっていますでしょうか?具体例としてはSAT、IB Diploma, Aレベルといったその国で大学進学の際に必要となる統一試験のことになります。元々その現地の高校生の為の試験ですので、留学生として授業を受けている日本人にとっては難易度が高い傾向が見られます。もし何らかの理由で受験できない、受験できたとしても思うようなスコアが取れないという場合はSATで代用が出来る可能性もあります。是非一度ご自身の国家統一試験の内容と対策の計画を早めに確認してみましょう。
9月入学を実施している大学に出願するのであれば、現地高校の卒業を待たずに出願準備をすることになります。慶應大学PEARL入試、早稲田大学政治経済学部/国際教養学部、上智大学国際教養学部、国際基督教大学などでは9月入学を実施しています。これらの大学に出願を考えているのであれば、夏休みから準備をスタートすると考えておいた方がよいでしょう。具体的には志望理由書や活動報告書(9月入学の多くの場合は英文で書く必要があります)などを書き、自己アピールをしていくことになります。
現地校を卒業し、日本に帰国したら、主に9月以降に実施される帰国枠入試では小論文等の学科試験が多くの場合課されます。例えば小論文の対策をするにしても、経済学部と文学部ではおのずと出題されるテーマが異なってきます。どの学部にも共通するような「論理的な文章展開」をマスターすることと、出願する学部に合わせた「テーマ知識」を習得することとを分けて考えるべきです。また、面接や口頭試問に向けて自己プレゼンテーション力を磨く必要もあります。独りよがりにならないよう、自分の体験やアピールポイントなどを第三者に客観的に見てもらうことも大切です。
帰国後では残された時間は少ないので、志望大学・学部に合わせた効率のよい学習をしていくことが大切です。最近では帰国前にオンラインを利用して基礎力の強化⇒帰国後に志望校に合わせた実戦力強化を始めている生徒の方が増えています。
以上の6つのポイントが帰国生入試にとって主に必要な準備となります。ポイントは、自分にとって必要なポイントを早めに見極め、その対策を開始するかになります。これらの準備についての情報提供、対策サポートができるのがトフルゼミナールの帰国生向け入試対策講座です。
A:欧米の高校に留学している帰国生は5月または6月頃に卒業、帰国して、受験対策の準備が可能ですが、南半球の帰国生はその時期の休みの期間が短くその期間だけでは対策にあまり時間を割けません。その為G11生(Y12生)~G12生(Y13生)の期間の南半休の夏休みに受験対策を始めることが望ましいでしょう。