- 世界の名門校に進学できる
- 世界人としてのアイデンティティが育まれる
- 語学力が養える(スイスの場合には英語を含め、2ヶ国語以上)
- 自立心を養える(親と切り離されて、規律のある共同生活)
- 究極のゆとり教育で、思考力、洞察力が養われる
- 強い人脈が作れる(将来のビジネスチャンス、親同士のビジネスチャンス)
- 学費の高さ=生徒層の高さ
- 生活の場も含め24時間教育で、方針が一つなので矛盾が無く高い教育効果
- セキュリティ(スイスという国の特異性から、世界で一番安全が保証される)
- インターナショナル(ほぼ全ての生徒がスイス外から集まるため、平等で対等)
基本情報 [1]
- PK(2歳)~G12(19歳)を受入れ
- 1クラス平均15名(IB科目など、2~3名で構成されるものもある)
- 生徒と先生の比率は10:1
- 生徒数2100名(うち寄宿生105名)
- 120カ国から生徒を受け入れており、スイスでも一番国際的な学校
- 制服無し
- IB、AP、French Baccalaureate、Swiss Maturite、IGCSE
- 大学進学率 100%
基本情報 [2]
- 校長先生始め、スタッフや教師のバックグラウンドも非常に国際的であり、どの国に偏ることもない、完全なインターナショナルスクール。
- 見学前は、豪奢な建物や設備を想像していたが、実際は、シンプルで無駄が無く、清潔でこぢんまりとした環境。
- ジュネーブ市内から、車で20分という便利なロケーションにありながら、学校の周りはとても静かで、自然豊かな景色。スイスの美しい山脈を眺めながら、勉強することができる。
- 国連関係者の子供が多く通学しているため、生徒の出身家族の知的レベルが非常に高い。
- 卒業後に、CDLでのコネクションをビジネスにつなげる例も多く見られるが、それ以上に、親同士の情報交換が盛んに行われており、ビジネスチャンス等さまざまなメリットが得られる。
- カリキュラムはとてもフレキシブルで、それぞれの生徒の能力や進路希望にあわせ、どのようにでも、変更、アレンジ可能。1種類のコースしか提供していない学校と違い、IBからAPに変更したいからといって、転校する必要が無いところが長所。
- 入学に関しても、その時期、期間、コースなど、個々の生徒の状況に応じ、柔軟に対応可能。
CDLのミッションは、
- CDLが、生徒にとって「Second Home」となること
- 学力だけではなく、人格を形成すること
- 自立した人間になること
- 生徒はCDLの教育および環境により、世界がとても小さい事に気付く。
- 世界の問題を、自分の問題としてとらえ、平和に貢献できる人材となる。
- 教育は世界を変える鍵である。
校長先生はフランス人で、とても穏やかながら、毅然としたリーダーシップも感じさせる、非常に知的な人物。会食時の会話も、それぞれの国に配慮した内容で、各国の地理や歴史にとても精通していることが窺えた。
クラスルームおよび寄宿舎
- クラスは必修科目は平均15名~18名で構成されるが、IBの選択科目など、2~3名で構成されるクラスもある。
- また、個々の生徒のニーズに応じて、CDL外部からプロの教師を呼び、個別授業という形式を取る場合もある(音楽など)
- 寄宿舎は、「ホテルではなくホーム」というコンセプトで、以前のCDLオーナーが、学校周辺にあった普通の家屋を買占め、寄宿舎に改装した。
- それぞれの寄宿舎は、それぞれ2~3人でシェアするベッドルーム、コモンルーム、キッチン(男子寮では使用された形跡無し)がある。
- シャワールームとトイレは、ベッドルームについており、狭いが極めて清潔。
- ベッドルームのベッドや机、本棚などの家具は2年に1度交換され、常に新しく清潔な状態に保たれる。
- 生徒が、8時20分に登校すると、その後、毎日清掃が入り、16時に下校する頃には、美しく清潔に整えられている。
- 生徒には、全員iPadが支給され、授業でもノート代わりに使用される。
- 寮ではFreeのWi-Fi使用が可能であるが、夜10:30には接続を切ってしまう。
- 寮には、Tutorと呼ばれる大人が、24時間、生徒と一緒に寝泊りしている。Tutorの役割は、生徒の進路指導、学習指導、生活指導で、朝、きちんと生徒を起こし、健康状態をチェックするところから始まる。具合の悪い生徒を医者に連れて行くのもTutorの役目。宿題ができない生徒の学習指導や、コースを選ぶ際の進路指導なども、各科目の教師やアカデミックアドバイザーと共に行う。1人のTutorが面倒を見ている生徒は、約10名。
- コモンルームには、ソファーや、宿題をするための学習机がならんでおり、ここで、Tutorの学習フォローを受けたり、スナックを食べたり、本、DVD、ゲームなどを楽しむ。
- カフェテリアは、寄宿生のみが朝食と夕食に使う小さめのカフェテリアと、通学の生徒も含め、全員が使う大きなカフェテリアの2つがあり、パスタやグリルなど、数種類から料理が選べる。メニューはヘルシーなものが多く、Cokeなど砂糖を添加したドリンクは一切出されない。
- オーディトリアムは2箇所。テストや、集会、コンサートなどに使用される。
- 現在、大きなジムも建設中で、同じ建物の中に、寄宿舎も入る。25ベッドが増設予定。
カフェテリア
寄宿舎ベッド
プレゼンのあったオーディトリアム
CDLボーディング
- ホテルではなくホームという事を一番に考えている
- ボーディングは、生徒たちの教育がデイタイムのみで完結されるものではなく、全ての時間において、同じ基本方針で、教育がなされるという点で優れている。
- 1日のスケジュールはきちんと決められ、高学年になるほど自由度は高まる。
- とにかく生徒たちをアクティブに保つこと。さまざまな事にチャレンジさせること、目的意識をもって生活させることを大切にしている。
- Tutorが24時間生徒たちの安全に目を光らせており、生活面、学習面での問題は、然るべき方法で解決される。
- ジュネーブに家族が住んでいて、寄宿の必要が無い生徒でも、両親が24時間一貫した方針により教育されることを望み、寄宿舎に入れるケースもある。
- どうしても寄宿舎になじめないという場合はホームステイの手配も可能であるが、今まで、そのようなリクエストを受けた事は一度もない。
- ボーディングの生徒たちは、一緒に生活したという経験ゆえに、卒業後も家族同様の絆を持ち続ける。
アカデミック
- 英語とフランス語、2つの教育から選べる
- コースの変更や、選択の自由度は高く、フレキシブルに設定されている。
- さまざまなコース(IB、AP、フランスバカロレア、etc)を設置することによって、生徒が進路変更しても、転校する必要なしに、すべてCDLのカリキュラムでまかなえるようになっている。
- 特別な才能を持った生徒(スポーツ、芸術など)には、CDLの教師だけで対応するのではなく、そのレベルに見合った教師を外から招き教育もする。
- 進路としては、卒業生184名のうち、スイス国内進学が53名、イギリス55名、米国33名が主流。残りは、自国に進学、その他。
- 進学先を数校挙げると、London school of Economics、ケンブリッジ、NYU、University of Geneva、Sorbonne等等。
- 成績優秀者の表彰制度があり、科目毎に教師が、テストの点数だけではなく、クラス参加状況なども見て推薦をする。
- ラーニングサポートは、個別指導か、グループ指導か、生徒の状況を見て判断。
- G6から、進路指導は始まり、どこの国のどの大学に進みたいのか、どのカリキュラムが、その生徒にとって一番有利か等のカウンセリングを始める。
- アカデミックアドバイサーのスタッフと、各寮のTutorが連携して行う。
- 日本人学生は、今年卒業したのは10名。傾向として多いのは、
- 1位 米国大学に進学 (SATとTOEFLで)
- 2位 日本の大学に進学
- 3位 英国大学に進学
- 日本人でスイスの大学進学を希望する生徒は0%。
入試について
- 入試については、国、バックグラウンド、学年によってさまざまに条件が異なるので、入学を希望する生徒がいれば、直接、アドミッションまでコンタクトを取って欲しい。
- 基本的には英語力のテストのみ必須。オンラインで、1時間程度で受験できる
- 「Oxford English Test」を使用し、英語力を測る。
- 入学に際し、数学のテストは行わない。出身国によって、数学のレベルはさまざまであるし、中東の国のように、生徒自身の学習能力は高くても、自国の教育で、おおよそ宗教的な学習しか行ってこなかった生徒もいる。入学後のプレイスメントテストで、各々の生徒のレベルにあったクラスを受講させることで対応する。
- 推薦状も、必須ではなく、無い場合には、他の方法をCDLから提案する。
- その他、必要な書類、条件は全てオンラインで入手できるので、参考にして欲しい。