リベラルアーツは人文科学、社会科学、自然科学の3学問系統を包括して履修することができる学問です。“教養学部”と訳され、文字通り、多種多様な知識を身に付け、人が社会の中で生活を継続していく中で必要な学識を得ていくことを目的としています。
通常、大学1.2年次に興味のある科目を学問系統にこだわらずに履修をします。そして大学3、4年次には興味を持った分野に関しての知識を深く学んでいきます。
さまざまな学問分野から学ぶことで、国際化する社会において求められる適応能力や順応能力、どの業界・職種でも活躍できるような幅広さを身につけることができます。
一般的に私立で小規模の全寮制の大学が多く、そのため、教育水準を高く保ち、学生へのサポートは手厚いことが特徴です。
海外留学がはじめての方はもちろん、保護者の方も安心していただける大学がリベラルアーツカレッジです。
卒業後の進路は幅広い知識を活かして様々な分野に進みます。リベラルアーツは他の学部に比べ専門性に欠けることは事実ですが、その分、幅広さがあります。それは将来、どのような選択を採ろうとも成功できる知識であり、能力の母体となります。
大学高学年次に絞った専門分野に関連した分野やさらに高等教育を目指して大学院に進む生徒も少なくありません。大学在学中に自分の将来を決定したいという方には最も適した専攻です。