
TOEIC®Part別攻略法 PART III
PART III 会話問題の攻略法・・・問題がはじまる前に質問に目を通せるかどうかによって、問題の聞き方は大きく違う!
PART III : 会話問題とは? 2人の間で交される3つの発言(ABA)からなる会話を聞いて、質問に答える問題です。質問と4つの選択肢は問題用紙に印刷されているので、大きな解法のヒントとなります。専門的な内容はないものの、ビジネス環境で交されるようなタイプの会話が比較的多いようです。 |
- 鉄則その1 質問を有効活用せよ!
- PART IやIIと違って、PART IIIでは設問と選択肢があらかじめ印刷されていて見ることができます。これを利用しないてはありません。設問には、What
are they discussing?のように決まったパターンの設問と、When did she finish
the report?のように、会話の内容が推測できる非定型のパターンのものがあります。代表的なものには慣れておこう。
- 鉄則その2 選択肢をすばやくチェックせよ!
- 設問と同様、選択肢も印刷されていますから、さっと目を通して聞き取りのポイントを絞り込んでおきます。ただし、目を通すのが遅いと、もたもたして、肝心の会話を聞き逃すことにもなりませんから、徹底的な速視の練習が必要です。
- 鉄則その3 選択肢のタイプを知れ!
- 選択肢には比較的短いものが並ぶことが多いですが、中にはやや長めのもの、時にはセンテンスがならんでいることもあります。また選択肢から、どのような設問なのか用意に推測できるものもあります。たとえば前置詞In
/ On / At +場所のような選択肢が4つ並んでいれば、それはwhereの質問であると推測できます。
- 鉄則その4 場所の特徴を表す表現を知れ!
- 私たちがよく足を運ぶ場所、銀行、郵便局、レストラン、クリーニング屋、デパート、美容院、遊園地、映画館、空港、ショッピングセンターなどの場所で使われそうな語彙をたくさん覚えておこう。
- 鉄則その5 ビジネスの語彙表現に慣れよ!
- 専門用語がでるわけではありません。日常的な語彙表現がほとんどを占めるのですが、オフィスやその他のビジネス環境での会話も多いので、よく使われそうな語彙表現には慣れておこう。
- 鉄則その6 否定表現には注意せよ!
- 日本人の弱点のひとつに否定表現があります。特に倒置や、二重否定、比較が絡む表現になると、じっくり考えても理解できないこともあるようです。瞬時に反応できるまで反復練習をしておきましょう。
- 鉄則その7 知らない表現は聞いても理解できないことを知れ!
- That's not my cup of tea.と聞いて、文字通り「それは私のカップではありません」という意味にとってはいけません。これは「それは僕の好みじゃない、得意じゃない」のような意味になります。知らなければ、聞いてもなかなかわかりませんよね。語彙表現の更なる向上を目指しましょう。
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