
PART VI 誤文訂正問題の攻略・・・頻出ターゲットを確実にものにして間違いに気づこう。
PART VI : 誤文訂正問題とは? 4つの下線部から誤りの箇所を一つ選択する問題です。ここでは、主語と動詞の不一致、能動態と受動態の混同、仮定法の誤用、品詞の誤用、代名詞の誤用、関係詞の誤用、現在分詞と過去分詞の混同、名詞に関する誤用、比較に関する誤用、前置詞に関する誤用など幅広い内容が出題されます。 |
- 鉄則その1 be動詞、has/have, does/do, 現在形の動詞に注意せよ!
- 主語の単数、複数に合わせて、動詞の形が変わる場合がありますね。特にbe動詞は、過去形でもwas
/ wereの区別がありますから要注意です。主語に飾りがついている場合は、それを取り払って動詞との関係を見極める練習をしましょう。
- 鉄則その2 語形に注意せよ!
- 空所補充問題と同じように、やはり品詞関連問題はとても重要です。動詞、名詞、形容詞、副詞の形を区別できること、それぞれの使い方や位置を理解してなければなりません。特に形容詞と副詞の使い方が区別できていない人が多いようなので、特に注意して下さい。
- 鉄則その3 代名詞の格と数をチェックせよ!
- 主格、目的格、所有格というのを聞いたことがあると思います。特に主格と目的格の区別は重要で、例えば前置詞の後には主格は置けないので注意してください。それからもっと重要なのは代名詞の数です。前出の複数名詞をitやitsで受けたり、単数名詞をthey,
their, themで受けたりする間違いは頻出です。
- 鉄則その4 接続詞の役割を知れ!
- 2つの文をつなぐためには必ず接続詞が必要です。動詞が2つ、文が2つあることが確認できたら、接続詞があるかどうか必ず確認するようにしましょう。間違い探し問題では、文は2つなのに接続詞がない場合と、接続詞は1つでいいのに2つある場合があります。howeverやthereforeのように、接続副詞と呼ばれるものもあり、これは形の上で接続詞と同じようには使えないので注意して下さい。
- 鉄則その5 主語のダブりに注意せよ!
- 主語の名詞に関係代名詞などの飾りが多くついている場合、動詞との関係が見えにくくなります。主語に大きい飾りがついていても、itやtheyを繰り返してはダメです。結構出題されます。
- 鉄則その6 代表的な数えられない名詞を見分けよ!
- 数えられる、数えられない名詞のような表現をすることがありますが、実際はそんなに単純なものではありません。一見数えられそうにない名詞に不定冠詞がついたり、複数になったり、あるいはその逆だったり。とにかくややこしいので、まず不定冠詞がついていたり、複数になっていたら間違いという名詞を覚えてしまおう。
- 鉄則その7 自動詞と他動詞を区別せよ!
- rise(上がる)とraise(上げる)、lie(横たわる)とlay(置く)の区別は頻出です。どちらも前のほうが、目的語を取らない自動詞で、後のほうが目的語を取る他動詞です。紛らわしいですが、意識して覚えておきましょう。
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