高卒生通学対策コース
指導方針
英語については「正確な内容把握の技術」「長文読解のセンス」「的確な問題解決法」「情報処理能力」を、3つの読解科目を通して習得します。また、文法や単語・作文では体系的な理解を深めながら、同時に英語本来のニュアンスや表現法を身につけます。
一方、国語はさまざまなジャンルの文章に触れることで作品に対する造詣を深め、基礎知識の理解から入試問題の解法といった実戦演習まで、着実に身につく授業を展開します。
必修科目/推奨選択科目
必修科目
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推奨選択科目
- 英文論述記述演習
- 記述英作文演習
- Pre-Listening
選択科目アドバイス
上智大の入試では、英語はもちろん、3教科いずれの難易度も高い大学であるため、高卒生の場合はいずれの教科も番前の対策をされることで高い得点力をつけて頂くことをお勧め致します。
必修科目説明
リーディングスキルズ
長文の主要な問題形式である内容把握は、文章全体の論旨を素早く把握すること、また空所補充はそれに加えて細部の正確な文構造の理解を必要とします。
つまり難関大入試では、全体←→部分を自由に循環する能力が問われるのです。
こうした読解力養成のため、この科目では語句レベル(文脈からの語意の確定)、センテンスレベル(正確な構造把握)、段落・文章レベル(論旨展開の把握)など、英文のさまざまなレベルでの、正確で効率的な読解技術を体系的に習得していきます。
メソッド中心のこの科目は、実戦演習の「リーディング&リーズニング」とあいまって大きな効果を上げていきます。
リーディング&リーズニング
「リーディングスキルズ」で学ぶ「読解のメソッド」を、実際の英文読解に応用する練習を積んでいきます。
入試問題は(超)長文化する傾向にあり、内容的にもさまざまな学問領域の解説文、時事的トピック、文学的エッセイなど多岐に渡ります。
こうした入試の英文を読みこなすには、ある程度のアカデミックな基礎概念に加え、種々の文体や先端的な話題についていける一定の教養も不可欠です。
こうした要請に応えるため、この教材は500~1000語程度の読み応え十分の英文を集め、またテーマも言語論、芸術論、心理学、環境問題、情報技術など幅広い領域のものとなっています。
スーペリアルリーディング
各レッスンは2つのパートに別れています。PartAでは主に国公立・早稲田政経・法、慶應経済他難関私大の記述対策として、複雑な文構造の正確な理解、内容把握を行いながら適切な日本語への置き換えを徹底していきます
PartBでは、内容把握問題を中心に何度の高い評論分文対策を行って行きます。また、実践力の養成のためのテストゼミを取り入れ記述対策を行います。
プラクティカルリーディング
空所補充問題は、あらゆる大学で出題されていますが、多くの生徒が意外と苦手意識を持っています。
当講座ではしかりとした構文力、語法・文法力、文脈把握力が必要です。
これらの知識の活かし方と文章内容を的確に把握する能力を身につけ手行きます。
ICU対策として、また長文空所補充対策として有効です。
英文法・語法
前期では、英文法項目を体系的にまとめた問題形式のテキストで、英文法の全体像が見えるように解説します。
基本的文法項目の理解に加え、弱点や誤りやすい事項に関しての完全な整理を行います。
後期では、上智大や慶應大、早稲田大など難関大学対策用の問題演習により、幅広い応用力を養成するとともに、いかなる形式の問題や難問にも対応できるよう指導します。
英語構文・英作文
前期は英作文の必須要素である基本構文や慣用表現を体系的に整理し、英文法との相互関連を考慮しながら、英文構成法を中心に指導します。
後期は、前期に養った基礎力を土台にさまざまな形式の入試問題に取り組みます。
典型的な和文英訳と空所補充問題・整序問題・選択英作文などの解答方法や、日本語と英語のニュアンス、表現の違いなどもマスターし、合格答案作成力を総合的につけていきます。
英単語10000
英文を読む際に必要不可欠なのが英単語・熟語力です。
前期は、英単語を語源・語法・読解単語の角度から整理し、10,000語レベルの単語を習得する基礎づくりを行います。
後期は、語彙力を一層強化するとともに、同意語・反意語・類義語・イディオム・同音異語・多義語・会話表現など、さまざまな単語問題を解くことで総合的に単語力をアップさせます。
難関大現代文
早稲田大をはじめとする国語重視難関私大や、国公立大2次対策のための上級読解力養成講座です。
基本的な読解力・記述力を養成するために“評論”を通じて論理的に読む技術になじむことから始めて、高度な文章読解力を習得し合格答案への導き方を身につけます。
後期は出題傾向に即した問題演習を行い、難解な文章、紛らわしい選択肢や穴埋めなどの攻略法を学習します。
国公立2次や難関私大の小論文対策として、論述力をアップしたい方は「小論文」も合わせて受講しましょう。
スタンダード現代文
評論文から小説まで、幅広いジャンルの問題文を「読み、解く力」を養成していきます。
講師からの一方的な授業に終始する他の予備校では十分に説明されない「この答えではなぜいけないのか」という点にまで、ゼミスタイルの質疑応答を通して触れていきます。
使用されるこの講座でテキストは、トフルゼミナールの現代文の標準となるものです。後期は、ジャンル別・設問別の対策を学び、より一層の実力アップを図ります。
難関大古文
前期はやや難易度の高い文章で読解力を高めます。
後期からは、ハイレベルな文章の読解・設問の解法を行います。
高度な文章を読み、難問を解く鍵は想像力と思考です。
この講座は、実際に難関校の入試問題の演習によってその力を最大限に引き出していきます。
扱う出典は「伊勢物語」「大和物語」「源氏物語」「土佐日記」「紫式部日記」などのほか、古文評論や歌論評論といった難度の高い文章も対象となります。
古典文法
古文の学習に必須の文法を徹底的にマスターします。
動詞・形容詞・形容動詞をはじめとして、とくに敬語と助動詞を基礎から身につけます。
丁寧でわかりやすい解説と適切な練習問題を通して、実戦的な文法力を習得し得点源にしていきます。
なお、助詞や紛らわしい語の識別についても豊富な練習問題を用意しています。
平易な問題には取りこぼしをせず、高度な入試問題には応用力を発揮できる力をつけます。
日本史詳解
早稲田・慶應・上智といった難関私立大学合格を目標に置いて、頻出史料対策をも含めた通史講座を展開していきます。
前期は旧石器時代から織豊政権、後期には江戸開幕から現代史までを扱います。
さらに直前期には、頻出テーマ史対策などのテストゼミで本番に即した演習を行い、入試実戦力を完成させます。
世界史詳解
前期・後期は講義中心になりますが、夏期・冬期講習で実際入試問題の解説を踏まえた演習を行うことで、実践に対応できる学力を養成します。
講義進度に合わせた4回の校内模試で、それぞれ実力の度合いを確かめながら学習を進めていきます。
テキストは予習ができるように空欄形式になっていて、受験用必携サブノートになります。
受講時間割