英語ライティングの原理原則 著者 山岡 大基 著 価格 1,728円(税込) ISBN 978-488784-203-8
テストに強くなる、レポート・論文で評価される16の「原理原則」
TOEFL®TEST・IELTS®・TEAP・英検・大学受験など、英語テストのライティングセクションで高得点を取る、評価される英文レポート・論文を作成するための「書く力」を16の「原理原則」を通して徹底強化します。
◎原理原則 1 センテンスは「前半」と「後半」に分けて考える
◎原理原則 2 文の前半は「トピック」、後半は「コメント」を述べる
◎原理原則 3 読み手の疑問に答える文を書く
◎原理原則 4 1つの文では1つのことだけを言う
◎原理原則 5 1つのパラグラフは1つのトピックについてだけ述べる
◎原理原則 6 パラグラフは最初に「着地点」を示す
◎原理原則 7 パラグラフではセンテンスに役割分担をさせる
◎原理原則 8 パラグラフはストレートに「まとまり」を作る
◎原理原則 9 トピック・センテンスは十分に絞り込む
◎原理原則 10 パターンに沿って「まとまり」を作る
◎原理原則 11 パラグラフは「抽象から具体へ」
◎原理原則 12 「既知→未知」の情報構造を作る
◎原理原則 13 「フォーク型」でつなげる・「階段型」でつなげる
◎原理原則 14 文には明確な役割を与える
◎原理原則 15 意見文は3段構成で書く
◎原理原則 16 読み手に納得してもらえるように書く
「文」→「段落」→「文章」と段階的にマスターする構成
教養あるネイティヴ・スピーカーをはじめとして、英語のできる人々が共有している「論理的な英語の文章とはこのように書くべきだ」といった、文章の一定の「型」を確実に身につけていきます。
▼序章 まず書いてみよう
・実力を測るための「受講前課題」
▼第1章 センテンス
・文章の最小単位である文について詳しく学ぶ
▼第2章 パラグラフ
・文章を構成するパラグラフについて詳しく学ぶ
▼第3章 センテンスからパラグラフへ
・文と文のつながりについて理解を深める
▼第4章 パラグラフからテクストへ
・意見文を書く際の「作法」とはどのようなものか
▼第5章 通りの良い英文を書く
・読みやすい英文を書くための一般的なコツを習得する
1. 能動態を使う
2. 人を主語にする
3. 日本語的発想による名詞句は避ける
4. 情報の関連性と重要度で語順や構造を柔軟に入れ替える
5. 分詞構文を活用する
6. 具体的に表現する
7.パラレリズムに配慮する
▼終章 最後に書いてみよう
・これまでの学習を踏まえて「修了課題」に取り組む
豊富なモデル英文と練習問題は音声付き
16の「原理原則」は、理屈として理解するだけでは十分とは言えません。練習問題を自分で書くこと、さらに意味がわかっていて正しく音読できる英文を、1語ずつではなく数語~文のできるだけ長い単位で記憶し書き写す練習をしましょう。ぜひ音声を活用してください。
より良い英語を書くためのツボを押さえるコラム
Column 1 文章構成とパラグラフ構成
Column 2 代名詞の使いどころ
Column 3 能動態と受動態
Column 4 句読法(Punctuation)─カンマ・コロン・セミコロン・ピリオド
Column 5 語彙的結束性
Column 6 書き手責任
Column 7 三段論法
Column 8 トゥールミン・モデル
Column 9 プラニング