以上より3科目以上必修選択
ICUの空所補充問題は、しっかりとした構文力、語法・文法力、文脈把握力が必要です。前期はこれらの知識の活かし方と文章内容を的確に把握する能力を身につけ、後期は問題演習を通して実践力を養います。
理解力考査では、ナチュラルスピードに近い速さでテキストが読まれ、素早くその意味を判断し解答する能力が試されます。従って、この科目で高得点を獲得するには、英語を聞いた瞬間にその意味を理解する高度なリスニング能力が必要となります。
前期はナチュラルスピードで録音されたテープを使用し、英語の音の特徴を分析・理解しながら基本的な聴覚能力を養い、後期はICUの出題傾向に沿った演習で実践的な聴解力を高め、リスニング能力の完成を目指します。
※下記説明文は、大学が公表している文章を掲載しています
「総合教養」は、リベラル・アーツの基礎となる人文科学、社会科学、自然科学を統合した学力を判断する総合問題です。特定のテーマについての講義を聴き、その内容および、それに関連する小論文等に関する設問に解答します。文系・理系にとらわれない広い領域への知的好奇心や論理的・批判的思考力が必要となります。ICU の授業を受けるつもりで取り組んでください。
「人文・社会科学」は、高校までの蓄積された知識を試すものではありません。大学入学後の授業のための資料読解、卒論の準備などの際に、資料の内容をいかに批判的に分析し、自分の思考を文脈の中に融合していけるかを見ようとするものです。
そのための試験として、入試では12000字程度の資料を読んで40題程度の問題を解くことになります。資料の難易度は、大学の教授が一般読者向けに執筆したもの、つまり新書に類したものなのです。
この科目では、その対策として前期は実際の入試程度の量と難易度のある資料を使い、論述パターンの分析を通じて読解法を講義します。後期は批判的読解力・総合的理解力の養成のための講義+発表+ディスカッションで構成された授業を展開、少人数制を生かした受講生参加型の形式を徹底します。さらに、1月は入試形態に合わせたテキストゼミで実戦演習を行います。