ICUの一般入試は問題形式が特殊なので、途方にくれていた私。でも、トフルでICU対策をやってくださると知って入塾した後は、トフルのテキストや、親切、丁寧に教えて下さる先生方を信じて一年間頑張ることができました。
また、トフルの小テストのお陰で受験生に必要な基礎知識を確認することができたし、定期テストが自分の実力を確かめる目安になり、自分の勉強を有意義にするのに役立ちました。
そして、夏期・冬期講習は充実した授業を提供して下さるだけでなく、講義が終わったあとも、自分で書いた解答を丁寧に添削してくださったので、記述の力もつき、そのお陰で外大にも合格できたのだと思います。
私はトフルに通っていなかったら、ICUに合格することはできなかったと思います。お世話になったトフルの全ての方々、本当にありがとうございました。
私は高2の冬に入学しましたが、吹奏楽部を高3の9月中旬に引退してから本格的に受験勉強を始めました。冬休みに入るまでは学校の定期試験に向けての勉強を必死でやりました。赤本を解き始めたのは10月頃です。1週間に1年分くらいのペースでした。
冬休みからセンター試験のために世界史、現代社会を頑張って勉強し始めました。今になってみると、このときの現代社会の知識はICUの入試などいろんなところで役に立ちました。現代社会や政経、お勧めです!
センターが終わったらICUに向けて人文科学と社会科学10年分解きました。どれも面白い文章だったので楽しくできました。
トフルでは前期はe-ICUで後期は授業にでました。e-ICUはためにためて12月にイッキにやりました。授業はすごーく面白かったです。毎週楽しみでした。ICUの勉強はつらいというより楽しいと思います!ので楽しみながら頑張ってください。
もともとICUを志望校の一つに考えていたので、予備校を探しているときICUの受験対策ができると知って、トフルを選びました。
クラスの人数が少なく、英語を重視した授業は受けやすくて、私には合っていたのかなと思います。そういう環境だからか、それほど大変な感じもなく勉強を続けられました。
英語は最初は特に予習が大変でしたが、授業ごとの予習と定期テスト勉強だけはしっかりやるようにしていました。
夏を過ぎてものんびりしていた私は、過去問をやる時期になっても焦りましたが、それでも最低限のこなしていたはずと思い込んだことが支えになりました。
一般能力や人文科学などの特殊な教科も、試験科目としては慣れないものですが、毎週授業に出ていることで試験当日の安心感が全然違いました。
最終的に合格できたことだけでなく、これからも役だつような勉強ができた有意義な一年間だったと思います。
私がトフルに入学したきっかけは、トフルのホームページを見て興味を持ち、体験授業を受けてみたことです。その授業で目から鱗が落ちる様な英語の本質に触れた内容に感激し、即入学を決めました。
初めはレベルの高さに戸惑いましたが、熱意のこもったテンポのよい先生の授業に自然とやる気が引き出され、必死に授業についていくうちに、いつの間にか実力もすこしずつ確実についていきました。
それからトフルというと英語が売りで、世界史や国語は・・・と少し不安でしたが、そんな心配はまったく必要なく、どの先生も知識が豊富で、優秀で、現代文の授業は楽しみなくらいでした。
この1年を振り返ると、田舎から上京し、一人暮らしを始め、トフルに入り、最初は分からないことばかりで勉強どころではありませんでしたが、優しい友達や事務の方々に恵まれて、また私は最初は早稲田を目指していたのですが、ICUというより理想に近い大学を見つけられて、本当に甲斐のある1年でした。
私は英語力をUPさせたくて、他の塾よりも英語に力を入れているトフルに1年の終わり頃入学しました。初めの頃は、本当に読解力もなく意味が分からな苦労しました。でも先生の丁寧な解説が分かりやすく、予習時に分からないところも授業で解決できました。そのうちに、だんだん予習の段階で文章を理解できるようになり、同時に学校での成績も伸びてきました。
また、トフルは英語以外の授業もとても分かりやすく、また少人数授業でとてもよかったです。目標を同じくする友人もたくさんでき、いろいろ相談もできました。授業を教えてくださった先生方、また名前を覚えてくれ、いろいろアドバイスを頂ありがとうございました。
僕がトフルゼミナールに通い始めたのは、高3になる年の春期講習からでした。せっかくの予備校が「第2の学校」になってはいけないと思っていたので、あくまで”自分の勉強のために利用する”という気持ちで通いました。
ICU対策としては、毎週のトフルの講座をしっかりこなし、その中で自分が苦手だと感じた分野を、本や参考書を読んで補完しました。ICUの入試は他に類を見ない特殊なテストでしたが、毎週トフルの講座を受けているうちに、自然とICUが受験者にどんな能力を求めているのか、何かしらのコツのようなものがわかってきました。また、ICU模試は、実際の入試の要領をつかむ上で大変役に立ちました。
振り返ってみまると、僕が合格できた最大の要因は、早い段階でICUという自分にとっての理想の大学に出会えたことだと思います。支えて下さった全ての方々に感謝の気持ちで一杯です。
私は高2の夏からトフルに入りましたが、実際本格的に勉強をはじめたのは3年生になってからでしたが、英語の長文の読み方など何も知らなかったのが読めるようになったことが良かったです。
ICUが第一志望だったのでICUコースで対策しました。授業は面白くいろいろなことに興味がわきました。受験勉強はいやな印象を持っていましたが、ぜんぜんそんなことはなく充実した勉強ができました。
私は世界史を夏までほとんどやっていなくて、足を引っ張るだろうと思っていたのですが、後期から世界史をやって最終的には周りの人に追いつくことができましたが、春からしっかり受けていればよかったと思いました。
世界史で覚えた知識は、ICUのリベラルアーツ学習適性や人文・社会科学で役立って、世界史をやって本当に良かったと思います。
先生方にあれだけ熱心に授業をしていただいたのだからと思って、最後まで頑張れました。
高2の春期からトフルに通い始めました。ICU志望だったので対策はほとんどトフルに頼っていました。
英語や学習能力の予習・復習がすごく大変で、夏休みに遅れを取り戻すのに必死でしたが、アットホームなクラスにはすぐ慣れることができました。
すごく居心地がよく通うのが楽しみでした。競争するのではなく、みんなで頑張れたのは先生方、スタッフの方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
ICU(国際基督教大学)への合格が決まり、期待と喜びで胸が高まるのと同時に、私はこれまで支えてくれた周囲の人々に対して感謝の気持ちで一杯です。特にトフルゼミナールの先生方、そしてe-ICUコースには本当に感謝しています。
入試本番を終えた今、一番強く感じることはe-ICUでの学習がいかに実践的なものだったかということ。この1年間コツコツと、時々溜め込みながらも続けてきた学習は厳しかったということよりも、むしろ楽しかったという印象が大きかったので、本番で1年間の成果を実感できたことはうれしかったし、また驚きでもありました。
特に人文・社会科学、リベラルアーツ学習適性の試験では自分での対策が難しいものだけれど、トフルを通じて1年間コンスタントに対策できたことは、大きな励みになったと思います。
また、e-ICUコースは、カウンセリングやビデオ学習も含まれているのですが、その中で先生方の解説を聞いたり、質問したりすることは私にとって最も楽しみな時間の一つで、本番もその中で話した話題が出るたびに一人でニヤニヤしてしまったほど心に残っています。
トフルに一番感謝していることは、志望校に合格するため以上の、一生に通じる勉強を教えてくれたこと。一年間という限られた時間で本当に多くのことを教えてくれた先生方(そして陰ながら支えてくれた両親に)に声を大きくして言います。「ありがとうございました!!!」
私がe-schoolコースを受講し始めたのは、3年の秋でした。秋まで部活をやっていたため、予備校に通っていなかった私にとって、自分のペースで進められるe-schoolはぴったりでした。入試本番まであまり時間がなかったので、受講するコースを相談して決めました。
また、自分でやる曜日、時間を決めることができるので、センター試験や他大学の勉強との両立もできました。レッスンを進めるなかで分からないことがあっても、映像を何度でも繰り返し見ることができるし、コーチングで直接相談できるので、疑問を残したままにすることがありません。
ただ、e-schoolは、よい意味でも悪い意味でも、すべてが自分次第というところが大変です。解答しないと次に進むことができない仕組みなので、やらなければ進めません。
後期になると、レッスン数も増え、難易度も徐々に上がり、最後までやり通すのは大変ですが、やり終えたことは自分にとって大きな自信になりました。サポートしてくれた先生方に、とても感謝しています。
このe-school コースで僕にとって役立ったと思うのは、人文社会や社会科学などの対策になる「人文・社会科学」でした。自分ではどう対策すればいいものか分からなかったので、先生とのコーチングの中で読み方のコツを教えてもらったことはとても大きかったです。
またリベラルアーツ適性能力検査も自分では対策に困るものなので、「リベラルアーツ学習適性」で理数系の問題を対策できたこともよかったです。しかし、このコースの一番いいところは、ネット講座なので自分のペースでできることだと思います。
僕は「第一志望はICU」とはっきり決めていたわけではないので、他大学の対策にも時間を使いたいと思っていました。このコースならば自分の好きなときに苦手な分野を勉強できるのでとても助かりました。
併願としてICUを受ける人はそう多くないかもしれませんが、効率よく対策をすれば決してできないことはない、と思います。
ICU入試の一般能力考査は、問題を解くことに慣れることが大切です。私は、トフルゼミナールのe-ICUコースの対策を利用して、時間を計ったり自分が得意・不得意な問題を研究するなどして、本番でどのように解くかを決めました。本番でも、トフルで対策したものと、同じタイプの問題が多く出てきたので、落ち着いて解くことができました。また、e-ICUコースでは、各問題の解答解説に考え方がついていたので、理数系科目を受験しない私が公式や解き方を確認・定着させることにも大変役立ちました。
学習能力考査対策では、e-ICUコースの問題は、赤本の問題よりも長く、また難しく感じました。しかし、そのような教材で訓練することで、赤本や本番の問題を解くときには時間に余裕をもって望めました。また、解説も細かく、それに対応する箇所もすぐに分かるように作られていたので、復習もしやすかったです。また一般能力、学習能力対策で行われるコーチングでは、細かい解説や分からない箇所の説明、その他の相談に個人的に乗っていただけるので、試験が特殊なICUの受験への不安も解消できました。
高2の冬に初めてトフルの授業を受けて、英語の授業の質の高さに感激し、「ここしかない」と思って入塾しました。高3の時になってからは塾生活も週5日となり忙しさと辛さとで、苦しかったこともありましたが、いつもペースを崩さず頑張る塾生の皆と素敵な先生方に引っ張られて夏も乗り切ることができました。
短いようで長いこの1年間は苦しかったけれども、受験をやめたいと思うことはありませんでした。授業は毎日が新しい知識の発見に満ちていてクラスの雰囲気も良く、楽しくて楽しくて次が待ち遠しかったです。
こうして希望の大学に合格できたのも、トフルなしには考えられませんでした。今こうしてここで体験談を書いているのも夢のように感じますが、すべては本当のことでとてもうれしく思います。たくさんの知識と笑顔、そしてそれ以上のものを下さった先生方や一緒にすごした友達やスタッフの皆様、トフルの存在を教えてくれた弟と家族に言葉にできないほど感謝しています。
私がICU受験を決めたのは高1の秋で、担任の先生に勧められてその年の冬からトフルに通い始めました。難易度の高い英文に当たることはとても刺激になり、高3までに英語の成績はかなり安定しました。
併願校は何校か決めていましたが、やはり何としても第一志望であるICUに受かりたかったので、高3になってからはICU対策クラスを全て受講しました。特に実際の試験と同じ形式で問題を解かせてくれるリスニングのクラスは大変ためになり、授業がそのまま本番を乗り切る力につながったと思います。
また、ICUの入試はとにかく集中力と持久力を要するので、2月に入ってからは勉強よりも睡眠を優先させて1日10時間近く眠り、体調を整えました。お陰で当日は落ち着いて臨むことができ、「これで落ちても悔いはないな」と思うことができました。結果として合格をいただくことができ、今は課題に追われながらも充実したキャンパスライフを送っています。
私がトフルに来たのは8月の末で、短期留学の後、大学のことを何も知らなかった私が慌ててかけこんだのが始まりでした。依頼、受験がおわるギリギリまでこんな私をサポートしてくださって、本当に感謝しています。
特に第一志望のICUにたいして実践もしや講座など、専門的にみてくれたのが本当に大きかったです。一般に対策の難しいといわれているICUですが、トフルの授業に何より助けられました。
先生方に自分からたくさん質問をしたことと、(時間がなかったので)ICUに絞って勉強をしたのが一番合格へつながったんじゃないかな?と思います。
先生ありがとう | |
Mさん | いつも相談にのってくれてありがとうございました。大変お世話になりました。大好きです。渋谷校の母ですね!(^^) |
Oさん | 辛かったときに話をきいていただいてありがとうございました。 いつもお洋服が素敵です。 |
所長さん | たくさんわがままを言ってすみませんでした(笑)カウンセリング以外にも数学を教えていただいて大変お世話になりました。 |
Mちゃん | 立川校に行っちゃったけど、本当に可愛くて大好きです。 |
N先生 | 先生の授業は毎回新しい視点にふれることができて、本当にためになりました。脚が悪かった時に、メールで質問にこたえていただいたり、英作文もチェックしていただいたり、本当にありがとうございました! |
S先生 | あんまり良い生徒ではなかったけれど(笑)毎回楽しく受講させていただきました。ありがとうございました。 |
私は、高3の春からトフルに通いました。ICUに行きたかったので、リスニング、学習能力、一般能力をICUコースでとりました。英語の読解と文法は、他大学も受けられるようにとSHSにしました。実際に授業を受けてまず思ったのは、しっかり予習をしないとついていけないということです。
テキストの予習、復習をきちんとすればそれだけで受験勉強になりました。なので私は英語に関しては他の参考書や問題集は買いませんでした。トフルのテキストを何度も繰り返し勉強しました。特に英語の長文は読むだけでなくノートに何度も書きながら意味や構文の確認をしました。そのおかげで単語帳を暗記することなく語彙が増え、英作文もできるようになりました。
先生方もチューターの方々も質問すると丁寧に教えてくれて、とても心強かったです。友達と励ましあいながら頑張ったので、辛いよりも楽しい塾生活でした。
私は、高3の春、友人と一緒にトフルゼミナールに入りました。
トフルゼミナールに入った意義は、大きくわけて2つあると思います。
一つは英語の質の高さ。そして、それを更に伸ばす講師の質の高さです。私はそれまで、文法は自分でやるものだと考えていました。でも、授業をうけて、教科書には載っていないような、今まで知らなかったことを多く得ることができ、授業を受けてよかったと思いました。もちろん、その先は自分でやるしかありませんが。
もう一つ、私にとっての最大の魅力は、目指す大学のためのコースがあったことです。
ICUが第一志望だったので、その対策となる授業をとりました。なかでも一般能力の授業は、受験勉強から離れていられる時間となり、楽しむ事ができました。そして何より驚いたのは、その授業をとっている人たちの積極的な姿勢です。圧倒されました。振り返ってみるとそれがいい刺激となって、今、ICUに通うことができているのかもしれません。
トフルの強みは英語重視であるということに尽きます。ICUの試験時間が圧倒的に長く、一般能力、社会科学、人文科学試験と大量の日本語を読んで既に頭はパンク状態になります。その後に英語試験に入るので、問われるのは日頃からいかに英語に慣れているかです。慣れていれば落ち着いて聞いて・読むことができます。トフルの授業は、まさに英語に慣れるための授業でした。
最初にテキストを渡されたときはその量の多さに怯みそうになりましたが、常に目標を念頭に置いて頑張っていると、気付いたら読破できるようになりました。少人数の授業の楽しさに引っ張られた部分も大きかったです。共に同じ教室で学んだ掛け替えのない仲間や、どんな疑問にも一緒に考えてくれ的確な答えとアドバイスを頂ける先生、カウンセラーの存在があっての合格でした。そして何より、自分自身の日々の小さな努力の積み重ね、これらが揃って合格を確かなものにするのだと思います。
大学入学後も、受験勉強の努力が生きています。
内部推薦でもし落ちたら潔く外部受験をするつもりでした。しかし、今の実力では大学受験で難関校を受かることは不可能だと思い、トフルゼミナールに高3から通い始めました。トフルの英語の授業は本当に、期待以上に質の高いものでした。
私はここの教材の問題を忘れてはいけない、と思い、手間のかかるノート作りを授業開始早々始めました。プリントを1題1題切り貼りしてすぐ横に自分の解答と答えを載せたノートは今も大切に保管しています。文法問題など、よく出る問はトフルでの英語の教材をしていたらある程度覚えられるのです。それと、いつも笑顔なスタッフやすばらしい授業の先生方本当にありがとうございました。
トフルに通い始めたのは高2の秋でした。高3になって第一志望をICUに決めた後も「本当にICU第一志望で大丈夫なんだろうか」と弱気になることが何度もありましたが、そのたびに先生やスタッフの方に相談に行き、悩みを解消するようにしていました。
対策のしづらいICU入試に関して、具体的に細かくアドヴァイスをしていただいて不安を取り除けたことは大きな勝因の1つです。また、表面的な英語の授業ではなくて、読解においても文法においても根本的な構造から学んでいく授業は毎回学ぶことが多くて、非常に充実していました。英語をもっと学びたいという気持ちを起こしてくれました。
トフルでは、受験勉強という粋を越えて、英語のみならず古典でも世界史でも、将来役に立つ知識を沢山得たと思います。1年間諦めずに頑張りとおせたのはトフルがあったからです。本当にありがとうございました。
受験は孤独との戦いだと思った。冬休みまでは先生に頼りきっていたけど、実際に試験会場で問題を解く時、先生はいないのだから自分でやらなければならないということに三学期に入ってやっと気付いた。それは孤独との自分との闘いだった。
でも、実際に入試が始まると、楽しんでいる自分がいた。「今日はどこ、明日はどこ、ウーン、色々な所に行けるな!!」と思ったり、同じ大学が毎日続いた時は「気分はもう大学生」という風に思ったりした。私がこんな風に思えたのは、最初に受けた所が絶対に受かると確信していたから(落ちたけど)だと思う。
要は、気持ちの持ちようだ。でも、気合と自信だけで受かるはずがない。自信がついたのも、勉強したからだ。
トフルの先生方、いつも慣れなれしくてうるさくてごめんなさい。でも私、一応恩返しできたと思っています!!満足です。
トフルの授業は本当に難しかったです。私は文法が弱いので、JKHの授業は大変でした。私の場合はJKHの授業を半分と留学コースのリーディングとリーズニングをとっていましたが、特に留学コースの授業は楽しかったです。ディスヵッションが沢山あるので、じっと座って授業を聞くのが苦手な私にぴったりでした。
留学コースの授業はICUにとても役立ちました。結局最後まで文法は弱かったけれど、合格できたのはこの授業があったからだと思います。何より、先生方が素晴らしかったです。授業の受け持ちの先生方は勿論、担当ではない先生も突然押しかけた私に休み時間を削って付き合ってくださいました。本当にありがとうございました。実際に入試受けてみて、トフルでやってきた授業の質の高さを実感しました。週二日しか塾がなく家でも寝放題遊び放題だった私が合格できたのは、トフルの授業に質にあったのでしょう。皆さん、本当にありがとうございました。
私がトフルゼミナール時代をふりかえって一番印象深いのは、熱心な授業はもちろんのこと、友人達とがんばった自習室での予習、復習の時間です。
少人数制のトフルゼミナールでは、大手予備校と違って、講師と生徒の距離が近いのもさることながら、生徒同士のつながりもとても深くなります。受験生にはこのことはとても重要で、はげまし合う友人達がそばにいるといないとでは、受験生活の充実度もかなり違ってくるでしょう。その点私は、一年間の受験生活で、苦しいとき、成績が思うように伸びない時、トフルの先生やスタッフの方はもちろん、友人達からのはげましの言葉や、「一緒にがんばろう」と自習室に誘ってくれたことが、なによりの原動力になりました。
スタッフの方が戸締まりをするギリギリの時間まで古文単語のクイズを出し合ったり、ロビーで夕食を食べながら英文解釈を一緒にしたことは、今ではとても良い思いでとして残っています。そしてこれらのことが暗くなりがちな受験生活を少しでも明るいものにしてくれました。
ですからみなさんも、受験勉強であるからといって一人でとじこまらずに、トフルでできた同じ目標を持った友人達とはげまし合い、時には競い合い、がんばって下さい。
そして、最後に、本当に受験前日まで相談にのってくれ、はげましてくれた先生方、スタッフの方々、ありがとうございました。
ICU高校からICUへの推薦枠は50名ほどしかなく、とても推薦を取れるような成績をもっていなかった僕は、トフルゼミナールに入って一般受験でICUを目指すことにしました。僕がトフルを選んだ理由は、まず少人数制であること、英語のレベルが高いこと、そしてすごい実績があったことにあります。最初の2点はみなさんご存知の通りですが、実績に関しては、大学に入ってから「トフルは本当にすごいな」とつくづく思いました。まわりの友達が「なにー!?お前もトフルだったのか!」と言うくらいみんなトフルの卒業生だったからです。恐るべしトフル…。
僕がトフルに入ったのは3年生になってからでした。最初の1学期間は、はっきり言ってしまえば無駄に過ごしてしまいました。授業には一応出席していたのですが、予習復習をまじめにやらなかったので成績はさっぱりでした。しかし夏休みに入って、さすがに焦りを感じ改心した結果、少しずつできるようになってきました。2学期に入ってからは、本当に必死で勉強しました。こんな僕でも何とか希望の大学に入れたのはトフルの質の高い、当を得た授業があったからだと思います。
トフルの少人数授業に関して一番思い出に残っていることは、入試直前の冬休みに取った講座で先生とマンツーマンのような授業を受けたことです。普通の授業だったら数回あてられてこたえるところを(それでも大手の予備校だったらあてられることもないですよね)全部自分に来てしまうわけですから、さすがに気合いを入れずにはいられませんでした。今考えると、その授業はすごく自分のためになったと思います。
受験生のみなさんは学校とトフルの両立など大変でしょうけれど、トフルに入ってしまえばあと必要なのはやる気だけで、受験はなんとか乗りきれてしまいます。もし困ったことがあったら先生やスタッフの方に相談すれば、必ず親身になって相談に乗ってくれます。頑張って下さい。
初めてトフルゼミナールの授業を受けた時の衝撃は今でも忘れません。今まで自分が受けてきた英語の授業はいったいなんだったんだろうと当時の僕が思ったことは今でも覚えています。
トフルゼミナールは本当の意味での英語力を養える数少ない予備校だと思います。本当の英語力なんて必要ない。受験に通用すればいいと思う人もいるかもしれませんが、受験英語は所詮受験英語でしかありません。しかし、本当の英語を学んでいれば、受験英語はむろんのこと、これから先々体験するであろう英語を使う機会に生きてきます。英語を学ぶことで、そこから自分の世界がよりいっそう広がるのです。そうした意味でも、本当の英語力をつける上で、トフルゼミナールは最高の環境だったと私は今でも思っています。
授業の予習復習をきちんとした上でしっかりと授業を聞き、疑問点をその場で解決するという、当たり前のことさえしていれば、自ずと英語の実力もついていきます。
そして、授業もさることながら、勉強する上で重要なのが周囲の環境です。授業に集中できる少人数クラス、先生方への質問がしやすい雰囲気、そして、生徒の相談に親身になってのってくれるスタッフの方々など、トフルは他の予備校と較べても相当高いレベルにあるのではないでしょうか。
おそらく、受験を迎える方々は大変不安でしょう。しかし自分自身を信じ決して焦ることなく、これからの貴重な時間を有効に過ごして下さい。そして、トフルゼミナールを最後まで信頼して頑張って下さい。トフルは皆さんの期待を決して裏切りません。健闘を祈ります。
以上、このメッセージがこれから受験勉強をする方々へのほんの少しでも助けになることができれば幸いです。最後に、熱真に指導して下さった先生方、気持ちが沈んでいた自分をはげましてくれえたスタッフの方々、ともにがんばったクラスのみんな、本当に有り難うございました。
こんにちは。みなさん受験にむけて日々励んでいらっしゃることと思いますが、心身ともにお元気でしょうか。これを読んでくださった皆様のお力に少しでもなれれば幸いです。
純心では、受験にむけたクラスが多く、学校はなるべく塾に行かないようにという体制を取っています。特に英語に関しては自信を持っており、トフルに通う私にとってはどのように学校と塾を両立させようか悩んだこともあります。
しかし、トフルの英語は言ってみれば「英語を文章として読む」ことを重視していました。受験勉強となると文法や日本語訳が中心となってしまいがちですが、英語でも日本語の文章のように、「筆者が何を言おうとしているのか」を読み取ることを第一に考えることが大切である、ということを私はトフルで学びました。国語が苦手であった私は、トフルで英語を読むことによって、文章の読み方を学んだような気がします。
そこで、英語に関しては文章理解や文の読み方などはトフルで勉強し、単語を覚えたり文法をつめていくのは学校のスケジュールを目標にして勉強しました。塾だけ、学校だけと偏ってやることを決め付けてしまうのではなく、自分に調整し、うまく双方を活用しました。どうせ学校のことはやらなくてはいけないので、無駄にせずに活用した方がいいと思います。
また、古文に関しては、私はとても苦手でしたが、トフルの先生はポイントを押さえて、最低限必要なことのみを覚えるように指導してくださったので、とても効率的に勉強できました。
最後に、大学選びは慎重に行った方がいいと思います。私のまわりには他の大学を辞めてきた人や、大学選びを間違えたとなげいている人も大勢います。ぎりぎりまで「自分は何をしたいのか、そのためにはどの大学に行ったらよいのか」問い続けるべきです。トフルでは気楽に先生と話しをすることができます。私は先生と話をすることで様々なことを考えさせられましたし、大学選びについても多くのアドバイスを頂きました。先生と話をすることで得たことは、今でも私にとって本当に貴重なものです。時々、リラックスがてら先生と話してみたらどうでしょう。それがトフルの一番いいところだと私は思います。
一学期は英語を中心に勉強しました。学校の授業とトフルの授業のための予習はどちらとも時間がかかり、苦労しました。字数以内にまとめるのが下手で、何回も修正していました。字数の感覚がつかめていなかったのです。他科目への不安を残したまま夏を迎えることになりました。夏は自分の勉強ペースというものをつかむことができ、比較的他科目にも取りくめました。
この時期にICU模試を受けていたことは、今思うと貴重な体験だったと思います。二学期はやや実力がついてきたのか、学校・トフル共に予習の時間は減り、英語と他科目のバランスは良くなっていきました。字数の感覚もつかむことができてきました。冬休みは完全にセンター対策中心で、不安だった理科・公民を何とかしました。
トフルの講座は論記のみでした。センター後は私大対策と本格的なリスニング対策、私大後は外大対策と、直前期は目の前にあるものを一つ一つこなすことのみに専念しました。メールでの添削も役立ちました。この一年で、記述力は大きく伸び、良い英文に触れることで物事を考える力も養えたように思います。
高2の夏から入塾して、トフルで過ごした約1年半、毎日がただひたすら楽しく、あっという間に時が過ぎてしまいました。トフルの一番の魅力は少人数制にあると思います。少人数なので教室も狭くて先生との距離も近く、授業中も何度もあてられるし、またいつでも質問が出来ました。先生は親身になって教えてくださり、論述の授業では何度も添削をお願いしました。それが本番での解答力につながったと思っています(東京外大にも合格)。また、トフルはとてもアットホームなのですぐに友達ができ、それが最後まで私の一番の支えとなりました。友達と問題を出し合ったり、一緒にご飯を食べたり、皆と楽しい時間を沢山過ごしたおかげで、多くの受験生が抱える「ストレス」とは無縁の受験生活でした。
トフルで得た英語力や物事を論理的に考える力、暖かく厳しい先生と優しい友達のことはずっと忘れません!!ありがとうございました。
高2
学校が休みだった平日にICUへ行ってみてICUに惹かれる。「ここしかない!」と勝手に決意。
大学受験に向けて予備校探しを始める。大手予備校のほとんどを見に行くが、ピンとこない。そして、友達からICUの対策の授業がある予備校があるよ、と渡してもらったトフルのパンフレットを見て、興味がわいた。実際に行ってみて今度はトフルに惹かれる。こんなに少人数でしかも先生から「今のとこで何か質問ありますか?」ときいてくれる予備校があるなんて!!授業中にすぐ質問したくなってしまう私にとってはありがたかった。そして晴れてトフル生に。
高3
トフルでICU講座と英語を習った。もともと得意科目だった英語をトフルでもっともっと伸ばしたくて、しっかり予習、復習をした。授業も真剣に受けた。Engilsh1000も真面目に毎回毎回やった。そうして英語はしっかりトフルでやっていたため自分で勉強していた他教科も余裕を持って取り組めたと思う。ICU講座はすごく楽しかった。一年間で様々なことを学べた。受験というより自分のためになる勉強だった。この一年で習ったたくさんのことはきっと大学に入っても、卒業しても、社会人になってもずっと役立つと思う。そう思えちゃうくらいICU講座は充実していた。
それでもやっぱり受験生。辛いときは、ICUのキャンパスで自転車をこいでる自分の後ろ姿を想像して頑張った。イメージトレーニングも時には必要!
試験当日。「私ほどICUの対策をしてきた人はいない!」と私の得意な思い込みで自分を落ち着かせた。それでも、手が震える、震える(笑)周りの人たちに悟られないように必死で隠していた。試験終了後はどれだけできたかなんて考える余裕もなく、ただただ疲れた。でも、どこか充実感に溢れていて、満足感でいっぱいだった。
合格発表。ずっとずっと憧れてきたICUの合格発表は絶対に掲示板と決めていた。そしてもし落ちたらしっかり見納めしとこうと。パネルが次々に掲示されていった。ドキドキの瞬間。
「あった‥」
合格したら私のことだからギャーギャー大騒ぎすると思っていたけど、出たのはその一言。あとは静かに泣いた。
その後、アメフト部の方々に声をかけられ、胴上げをしてもらった。そこからだんだん受かった実感が出てきて、家についたらやっぱり一人ではしゃぎ、食べたケーキの味は一生忘れられない‥な。
国際基督教大学、通称ICU (International Christian University)が、2004年10月4日のアエラで学生の満足度第1位になったことはご存知ですか?(中には「こんな狭いICU内で満足してはいけない、ICU生はもっと外へ出て行かなければいけない」と、この結果に苦言を呈する教授もいますが。)私もその満足している学生の一人ですが、今回は私の経験も交えながら、そんなICUを紹介したいと思います。
ICUはどんなところ?
場所は三鷹市大沢、野川公園の隣にあります。昔は野川公園もICUの一部だったり、学校敷地はゴルフ場の一部だったりしたそうです。外から見るとまるで森の中にあるようで、自然たっぷり、ICUにいると四季の移り変わりが体感できます。春は通称「滑走路」(敷地の入口から続く約600mの直線道路)に桜並木のアーチができ、秋はいちょうやもみじの紅葉が美しく、よく近所の方々が写真をとったり絵を書いたりしに来ています。本館校舎の前には芝生が広がっていて、休みの日にはピクニックを楽しむ家族がよく来ています。授業のある日は、学生たちが芝生に座ってくつろぐ姿がみられます。
学生数が少ない割に敷地が広く(東京ドーム13個分!)、敷地が広い割には校舎などが小さいので、学生たちで栄えているのはほんの一部という印象です。森の小道を進んでいくと寮や教授の自宅があり、大学設立前からあった「泰山荘」という日本庭園も保存されています。昔はわさびが採れたとか今でも野生のたぬきがいるとか、そういう伝説には事欠きません。
アクセス
中央線武蔵境駅または三鷹駅から「国際基督教大学行き」のバス、終点「国際基督教大学」下車。
京王線調布駅から「境91」「鷹51」のバス、「富士重工前」下車。
「国際基督教大学行き」に乗るとバスは学内のロータリーまで行ってくれるのですが、調布から出るバスは学校の「入口」までしか行きません。そのためバスを降りてから「滑走路」を歩かなければならないのですが、本館校舎に着くまで徒歩約10分かかるので、入口に自転車を置いて学内を自転車で移動する人も多くいます。武蔵境から来る人も、駅からバスではなく自転車で通う人がほとんどです。広いキャンパスを移動するには自転車があった方が便利です。
コンセプト
第二次世界大戦後、アメリカと日本のキリスト教指導者たちによって、日本の地に超教派のキリスト教大学を設立しようという理念のもとに設立されたのがICUです。ICUは教養学部(Liberal
arts college)の制度をとっていますが、これは、断片的な知識はそのままでは「無益」であり、それらを関連づけた知識の統合が必要である、という考えに基づいています。1~2年前までは「行動するリベラル・アーツ」というスローガンを掲げていたのですが、机上の学問や思想で終わらずにそれを実践する人々を世に送り出すことを目指しています。受身で学ぶのではなく、自発的に考え、問題意識をもって学ぶことが求められています。
なぜICUを選んだのか
私は「英語を使えるようになりたい」という視点で志望校を探し、高3になるぎりぎりまで志望校選びに悩んでいました。他大学の外国語学部英語学科とICUが候補に挙がったのですが、先輩たちにも話を聞いたりする中でやはりICUに行きたいと考えるようになったのは、英語そのものを学ぶよりも、手段として英語を使いながらプラスαを学びたいと思うようになったからです。また、私は大学で何を学ぶかはっきり決めかねていたので、学科を越えて様々な授業をとって自分の興味を探れるというところにも惹かれました(さらにもうひとつ「人とはちょっと違う大学に入りたい」という理由もありましたが)。
入試
ICUの一般入試は他大学と比べるとユニークで、英語(英語聴解力及び聴解力考査)の他に、学習能力考査と一般能力考査というものがあります。全学科共通の試験で、一般的な受験勉強の知識ではなく、大学で学ぶのに必要な思考能力がどれだけ備わっているかを測ることを目的としています。
学習能力考査は論文を読んで内容についての設問に答えるものですが、普通の現代文とはかなり勝手が違います。現代文が得意でも長くて硬い文章を読むのに慣れていない人は、内容を理解するのが難しいと感じるでしょう。学術書的な文章を、筆者の言いたいことを把握しながら読む練習が必要になります。
一般能力考査は、適正テストやIQテストの様な試験で、出題内容は数学、古文、世界史、文学、図形などなど多岐にわたります。これは数量的領域、言語的領域、分析的領域分野の潜在的な能力を測るものだそうですが、問題の形に慣れておけば十分対応できると思います。
英語は、TOEIC®の形式に似ていると言われます。難易度が高いというよりも、求められているものがやや違うという印象です。長い英語を正確に速く読めるか、文章の大意を理解できるか、ということが見られると思います。また、空所補充問題は文法・語法力が問われるので、基礎知識を地道に増やす勉強が役立ちました。
私は高3でICUを第一志望にした時点で、これらを一人で勉強する自信がなく、トフルゼミナールのICU講座(リスニング、一般能力、学習能力)を受講しました。特に一般能力は、赤本だと毎年同じ問題が100題載っているだけなので、それだけで対策をするのは難しいと考えていました。この講座でそれぞれの出題形式に慣れていたおかげで、本番も落ち着いて受けることができました。
2005年度からは新たにAO入試が実施されます。これについては内外賛否両論ですが、学校側としては、ひとえに「行動するリベラル・アーツ」を実践する学生をとるのが狙いのようです。
ELP
ICUを特色付けているもののひとつに、1年から2年にかけて行われるELP(English Learning Program)の授業があります。
入学式の翌日に模擬TOEFL®を受験して英語のクラス分けがされますが、それは学科がほとんど関係ありません(ただし理学科は少し例外的です)。この英語のクラスのことを「セクション」と呼び、ひとつのセクションあたり約25人がいます。英語のクラスといっても、高校の頃のように英語そのものを学ぶのではなく、そこでは英語は単なる手段です(つまり、入学する時点である程度の英語力が要求されているということでもあります)。
ELPの授業中は全て英語を使います。先生も英語で授業をしますし、学生同士のディスカッションも発言も全て英語です。ELPの中でも科目はいくつかに分かれているのですが、1年次の主な授業は、英語の論文を読んで内容についてディスカッションをし、Essay(短めの論文)を書いて、そのトピックへの理解を深めるという内容です。例えば、私の時はDiscrimination(差別)やBioethics(生命倫理)などを扱いました。こうした授業を通して、英語を使う練習だけでなく、物事を批判的な視点から見るCritical Thinkingと、文章を論理的に組み立て論じることを徹底的に教え込まれます。高校生までは受身の勉強しかしていなかった私には全く新しい考え方で、最初の1年は頭の中の構造改革というかんじでとても苦労しました。
2年になると、Theme WritingとSophomore Englishという授業があります。Theme Writingは自分でトピックを決め、リサーチをし、内容を組み立て、長めの論文を書きます。Sophomore Englishはいくつかのテーマに分かれている授業から自分の興味に従ってテーマを選び、ディスカッションやEssay、プレゼンテーションをします(もちろん全て英語です)。
私はICU生の中では英語は得意な方ではないので、英語を大量に読み、聴き、話し、理解し、考え、英語で長い文章を書くということは簡単なことではありませんでした。加えて慣れないCritical Thinkingもたたきこまれ、振り返ってみるとよく頑張ったなぁと思います。(逆に言えば、大変だけどなんとかなる!ということです。)大変な一方で日々充実していて、毎日が楽しかったのを覚えています。
ちなみに、1年次は基本的に同じセクションで学ぶので、怒涛のような1年間を共に過ごすセクションメイト(=セクメ)との間には戦友の様な連帯感ができ、ほとんどはELPが終了した後もずっと交流が続きます。授業以外でも一緒に勉強したり旅行に行ったり、個人的にはセクメ抜きの学校生活は考えられません。
その他の授業
ICUの授業の特徴としては、学科間の敷居がとても低いということが言えます。ELP以外の科目は履修がある程度自由で、どの学科でもどの学年でもほとんど取ることができ、あらゆる学科・学年の学生が一緒に学びます。ですから学科間だけでなく学年間の敷居も低いと言えるかもしれません。
また、専攻科目の他に、一般教養科目や選択科目で他学科の授業をとることが義務付けられています。様々な分野を知ることは楽しく、色々受講するにつれて意外な学科に興味がわいたりもしました。
ちなみに「授業が全て英語」「キャンパスでは英語しか話さない」というようなウワサをたまに聞きますが、誤解です。日本語の授業も多く開講されますし、大半は日本語で会話します。
また、現在多くの大学は2学期制だと思いますが、ICUは3学期制をとっています(私が知っている中で3学期制なのは筑波大だけです)。
サークル・部活動
ICUは授業が忙しいのでサークルや部活に入る余裕はないのでは、という質問をよく新入生からされますが、決してそんなことはありません。確かに両立が大変だと感じることはありましたが、できないことはありません。私の意見としては、サークルや部活に入って縦にも横にも知り合いが多いほうが、授業での情報交換や勉強会などもできたりして心強いと思っています。また、勉強漬けではなく学生時代に何か打ち込めるものがあると、そこでの経験は後々役立つと思います。
高3のときに行ったオープンキャンパスで学部長が「ICUは“Isolated Crazy Utopia”という別名もささやかれている」と話していましたが、都心から離れた環境や少ない生徒数、理念に燃えて一般的な日本の大学に倣わない方針などを考えると、あたらずとも遠からずかもしれません。でも理念があるからこそ、学生に高水準の学問を与えるための努力は惜しまれていないと感じています。
ICUではひとつの分野を専門的に学ぶということは難しく、専門性が身につきにくいという欠点はあります。しかし4年間ICUで学んできて思うのは、学問はそれぞれ独立しているのではなくどの分野も繋がっているということです。あらゆる視点からひとつのことを見る姿勢と知識を身につけられるというのは、ICU生の強みだと思っています。さらに、様々な分野を覗くと興味も変化することが多いと思いますが、入学時の学科や興味に縛られずそれに対応できるところも魅力です。
私は入学前は漠然と「コミュニケーション学をやりたい」と思って国際関係学科に入ったのですが、2?3年のときは政治学にはまって社会科学科の科目ばかりとり、さらにその政治に参加する個々の人に興味を持つようになって、結局卒論は開発学の教授についているのにアメリカと宗教の関係について書いています。周りを見ても理学科から人文学科へ、などと転科した人も多くいます。
と、色々難しいことを抜きにしても、(私はもう卒業しますが)4年間を振り返ると、単純にとても楽しかったと思えます。
また、自然いっぱいのキャンパスはストレスを緩和してくれます。今は寒いですが、春になったらぜひ一度足を運んで、芝生でピクニックしに来てください。桜やつつじがきれいですよ。
[a] ICU感・志望動機
中学生の頃から漠然と、ICUには英語というイメージがありました。でも、それだけで、中学生の私には、自分の将来像などなく、自分とICUを結びつけて考えることはありませんでした。
高校生になって、英語そのものを仕事にするのではなく、英語を手段として仕事をしたい、という将来像を描くようになりました。そして、ICUのオープンキャンパスにいって、大学の雰囲気や、学生の雰囲気に惚れ、ICUに行けば、理想の将来に近づけるのではないかと考え、ICUを受験することに決めました。でも、今はまだ、英語そのものを学んでいる最中で、その先には進めていません。
[b] 授業について
基本的に、1・2年生は、必修でELPという英語プログラムをとらなければいけません。特に、1年生の間は、全授業の半分以上がELPです。そのほぼ全てを、セクションと呼ばれる20人程度のクラスでずっと一緒に受けるので、その中で友人ができます。
ELPの中には、RCAという英文読解重視の科目や、英語の講義を聞くNPという科目など、数科目あります。その中心は、ARWという科目で、Non-Japaneseの先生が受け持ちます。とにかく大量の英文を読まされます。そしてその内容についてディスカッションをしたりもします。(ICUで、机付きの椅子が多く使われているのは、ディスカッションなど、必要に応じて、すぐに机の配置を変えるためです。つまりそういう機会が多いということです)。そのため、宿題として課された部分を読んでこないと、自分が授業についていけないだけではなく、周りの人に迷惑をかけることになったりもします。また、学期ごとに1本か2本は、エッセイを書かなくてはいけません。
私は国際関係学科に属していますが、今はまだそれらしい科目をとっていません。理由としては、ELPが全授業の大半を占めていることと、高学年になるにつれて専門の科目に集中するために、一般教育科目を早目にとっておいたほうがいいということの2つがあります。一般教育科目には・人文科学・社会科学・自然科学の3つの系列があって、それぞれの系列を満遍なく学ばなければいけません。だから、国際関係学科に属す私でも、心理学をとったり、数学をとったりすることになるのです。でもそのおかげで、今までとは違った視点から物事を捉えることができるようになると思います。
[c] 私の1日(金曜日)
8:00 | 起床 |
9:00 | 出発 |
10:20 | ELP(Academic Reading and Writing) |
11:40 | 心理学(英語) |
12:50 | 昼食 |
13:40 | ELP(Reading Context Analysis) |
15:00 | ELP(Communication through Multimedia) |
18:00 | 帰宅 |
1:00 | 就寝 |
[d] サークル・アルバイト
私はまだサークルに入っていないので詳しい事はよくわかりません。でも、サークルに入っている友人には、セクション、学科、学年に関わらず、知り合いが多いというのは確かです。また、サークル活動があることで、大学生活が充実するようにも思います。ただ、ICUは、他大学に比べてサークル数が圧倒的に少ないので、私のように、好みに合うサークルが見つからないこともあります。
私は、トフルのチューターと家庭教師のアルバイトをしています。大学生活はいろいろとお金がかかりますし、今は、海外旅行を計画しているので、そのためにお金を貯めています。私のまわりの人も、ほとんどがアルバイトをしています。多いのは、家庭教師や塾の講師なで、比較的時給のいいアルバイトです。忙しい大学生活の合間をぬってアルバイトをするには、そういった類のものが適しているようです。
[e] 受験対策や受験生へのアドバイス
ICUの試験は、とにかく変っています。でも、概して言えるのは、いわゆる「受験勉強」は、無駄にならないということです。まず、一般能力の試験。初めてこの試験を見た時には、どう解いたらいいのか全くわからず、困惑しました。もちろん、受験勉強では使わない脳を使うような問題も出てきます。それはやはり、何度も問題を解いて慣れるしかないと思います。でも、一般能力の試験には、世界史や日本史、古典に関する問題も出てきます。
数学は、算数と呼べるような問題ばかりです。それらは、ICU対策をするという以前のものですし、そういったものがしっかり解けるのなら、一般能力に関して問題はないと思います。そして、学習能力の試験。私は、現代文がすごく苦手だったので、学習能力にも苦手意識があり、実際に苦手でした。文章を読む事自体が嫌いだったので、文章を見たくもないし、解いても解いても、苦手が克服されるわけがないとおもっていました。でも、週に1問解く事を強いられ続けていくうちに、だんだんと解き方がわかってくるようになりました。結局、慣れだと思います。また、学習能力の問題の中には、知識があれば解けるものがいくつかあります。
ここでまた、いわゆる「受験勉強」が役に立つ事もあります。私の場合は、世界史の知識が助けになりました。それから、英語の試験。ICUの英語は、かなり素直だと思います。たとえみた事のない単語があったとしても、それは大抵、意味を推測することが可能です。問題は、リスニングなのではないでしょうか。私は、リスニングにわざわざ時間を割くことはしませんでした。時々、高校のテキストに付いているCDを定期試験の前に聞く程度で、そうでない時は、洋楽を聞きながら勉強するというスタイルをとりました。といっても、既に耳慣れしているものでしたし,注意深く聞いてはいなかったので、効果があったかは不明です。
そして、リスニングの試験の最中に注意すべきことは、集中することと、失敗を引きずらないことです。英語の試験は、全ての試験の最後です。長い試験の最後です。体力的にも精神的にも疲れている時にはなかなか集中できないものですが、あと少しだと思って頑張ってください。そして、もし、集中力が切れて、はっとした瞬間にリスニングの問題が耳をすりぬけていってしまっても、そこで嫌な気持ちをひきずってしまったら、次の問題は耳にはいってきもしません。だから、リスニングでは1つ1つの問題に集中して欲しいと思います。
ここまでだらだらと書いてきましたが、1番大事なこと、それは、最後まで諦めないことだと思います。諦めてしまったらそこで何もかもおしまいです。私は、ICU模試で、ひどい結果が返ってきて絶対に合格できないと思いました。でも、どうにかICU生になることができました。誰でも可能性を持っているのです。だから、諦めないで、最後まで自分の力を出しきってください。