国際基督教大学(ICU)は、1953年に献学※された日本初の「リベラルアーツ教育」を方針とした大学です。(※ICUにおいて献学という言葉が使われるのは、「世界平和に献じられた大学」としての存在意義が込められています。)
日英バイリンガル学生の育成や、文理を問わない幅広い教養教育を目的としたカリキュラムが揃っており、さらに「メジャー制」・「少人数の対話型授業」・「多彩な海外プログラム」などの特長も魅力的です。
入試においても、上述の大学方針を反映した形式・内容が多く見られ、ICUを志望する学生に対して「リベラルアーツとは何か」という問いを投げかけています。
このページでは、ICU合格のために必要なことから、ICUの大学と教育の特徴まで説明します。
一般的には「早慶上智ICU」と言われるように、最難関私立大学の一つです。
ICU合格者の多くが早慶上智や国公立大も合格していることからも、ICUの難易度は間違いなく髙いといえます。
ただし、ICUのホームページやパンフレットでは以下のように入試の紹介をされています。
「ICUの入試は、いわば、リベラルアーツ教育の実体験の場です。楽しんでチャレンジしてください」
つまり、ICUのコンセプトを理解し、ICUで学びたいという思いを持って努力されることが合格につながる大きな一歩となります。
まずは「ICUで学びたい!」という気持ちが何よりも大切です。
年度や入試方式により異なりますが、例年3~4倍となっています。
カッコ内の数字は転編入本科学生です。
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | ||||
入試方式 | 志願者 | 合格者 | 志願者 | 合格者 | 志願者 | 合格者 |
一般選抜 A方式 | 1032 (71) | 288 (8) | 926(60) | 279(11) | 926(55) | 273(10) |
一般選抜 B方式 | 76 (7) | 7 (1) | 71(10) | 12(0) | 70(5) | 10(1) |
総合型選抜 | 210 | 89 | 206 | 106 | 300 | 111 |
社会人入学試験 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 |
学校推薦型選抜 | 245 | 243 | 222 | 222 | 224 | 224 |
4月入学帰国生入学試験 | 308 | 85 | 244 | 83 | 287 | 94 |
English Language Based Admissions (April Entry) |
150 (5) | 61 (1) | 100(9) | 68(8) | 116(9) | 69(4) |
English Language Based Admissions (September Entry) |
380 (10) | 197(3) | 341(14) | 215(12) | 387(16) | () |
EJU(日本留学試験)利用選抜 (4月入学) |
22 | 9 | 50 | 19 | 38 | 12 |
EJU(日本留学試験)利用選抜 (9月入学) |
6 | 3 | 3 | 0 | 9 | 4 |
配点の最も高い科目であり、かつ最も対策がしやすい科目です。併願される他大学においても最も合否を左右する科目であるため、確実に英語で得点を稼げるだけの力をつけることが重要です。
合格者の英語力としては、英検準1級+α程度です。一般選抜のB方式に出願できる英語力があれば、A方式の英語はかなり余裕を持てると言えます。
総合教養、人文・社会科学ともに大量の論文や資料を読み解くものであり、そのための国語力が必要です。「国語」という入試科目はありませんが、日英バイリンガル教育を掲げるICUだけに、入試においてもその双方の力が必要になると言えます。
リベラルアーツ教育を実践するICUでは、実際の入試問題においても幅広いテーマから出題されます。学校の授業、新聞やニュース、読書など全ての取り組みが結果として対策につながります。
ICUの合格に向け、高3・高卒生向けの実戦的な対策と、高2・高1生向けに早期準備の対策があります。
トフルゼミナールは、それぞれに合わせた対策講座を提供しています。
ICU(国際基督教大学)は、特殊な入試形態を採用しているのが特徴です。そのため、これまで一般的には併願対策が困難とされてきました。
そのような中、長年にわたって専門の受験コースを設置して実績をあげているトフルゼミナールでは、毎年ICUのほか早慶上智に多数の生徒が併願合格しています。
トフルゼミナールの受講モデルでは、ICUを第一志望に、難関大学へ併願対策がしやすいようにカリキュラムが組まれています。
以下は、対策講座の例です。
この講座ではどんな場面にも通用するランゲージ・スキルとしての読解力、それを支えるヒューマン・スキル(思考と知識)を鍛えます。多様な性格を持つ英文のそれぞれの読み方に習熟できるように、パッセージは以下の3つのタイプに分かれています。
Type 1=Academic: 教科書・TOEFL Test・百科事典に典型的に見られるPassageの読解を目指す。
Type 2=Critical: 学術的な評論・国内難関大学の長文に典型的に見られるPassageの読解を目指す。
Type 3=Descriptive/Diverse: 描写的・表現的な性格を有するPassage(物語・ジャーナリズムなど)の読解を目指す。
また、それぞれの英文のタイプに適合したnotes(注解)、qusetions、review(復習)のパートがあり、reviewにはReadingとListeningの両方の強化に繋がる要素が含まれています。
さらに、すべての英語力の基礎となる語彙力を高めるためのVocabulary、また英文の文化的背景に目を向けさせるためのExpanding your Horizonsというコラムが各レッスンにあります。
英語の4技能(読む・書く・聴く・話す)すべての基盤となる文法・語法力と、それに基づく「書く」技能を養成することを目標とした科目です。Lev.3までの知識の習得を前提として、Lev.4では大学受験やTOEFL Testなどの英語資格の試験対策につながる実戦的な問題演習を多く取り入れます。
Grammarのパートは、各レッスンに一定の文法的テーマと項目を設け、年間を通して英文法の全体が網羅されます。
Writingのパートでは、各レッスンの文法項目の理解に基づくsentenceレベルの英作のほか、大学受験やTOEFL Testで重要となるエッセイライティング(意見・自由英作文)の導入的演習を行います。
正しい音声の習得を徹底し、より実践的なリスニング力およびその助けともなるスピーキング力の育成を目指します。 Lev.3/Lev.4では、これまでのLev.1/Lev.2と違って、スピーキングよりリスニングの比重が高くなります。具体的には、大学受験のリスニング、英語資格試験のリスニング・スピーキング学習に移行するために必要不可欠な能力を育成します。
大学受験においてもリスニングの重要性は高まっており、英検、ELTiS、TEAP、TOEFL/TOEIC L&R Test、IELTSなど各種資格試験の重要性も増しています。いずれの対策を行うにしても、この講座がその準備の土台となります。
“読める─理解できる”ことを目標に、精読の基礎を徹底的に学習し、読解力と読解問題の解法技術の基礎をつくります。
テキスト構成は、Main Ideaの捉え方、代名詞の指示など読解に必要な技術の修得から入り、内容把握・文脈把握の問題がつけられ、それが単元ごとに繰り返されていきます。
“聴き=わかる=話せる”ようになることを目標に、短文、会話文、長文と段階的にリスニング演習を行い、英語の音の特徴、スピードへの対処法を効果的に学んでいきます。
また、会話文では日常的なイディォムが多く使用され、ネイティブ講師との質疑応答によってさらにリスニング力に磨きをかけます。
英検、TEAP、TOEFL、IELTSなど英語資格試験の対策講座があります。現在の英語力や志望校、方式に合わせて選ぶことができます。
グローバル社会におけるキーワードについて、歴史的背景や関連する事柄を学ぶことで社会的な視野を育成します。さまざまなテーマごとに、 ①歴史を振り返り、②現在を確認して、③2050年がどうなっているかを構想します。論文やエッセイ対策にも有効です。
ICUを志望する主に高2生向けの講座です。出題される「英語」「人文・社会科学」「総合教養」について準備対策をします。
英語はリーディング、リスニングの授業を通じて高難度のICU英語に対応する力を養成します。
「人文社会科学」、「総合教養(ATLAS)」の授業では様々な学問分野に関する知識のインプットや思考力を身につけ、ICU合格に向けた総合対策を行います。 また、併願校の対策として国語(現代文、古文、漢文、小論文)や選択科目(日本史、世界史、数学)を組み合わせたプランのご提案も可能です。
以下は、対策講座の例です。
長文読解力をつける3要素、すなわち「効率的かつ正確に内容を把握する技術を知る」「多くの長文に触れセンスを磨く」「的確な問題解法を身につける」を、総合的に高めることが目的です。
入試問題への対応は、小手先の解法テクニックではすぐに限界に達してしまいます。
ここでは、フレーズ・センテンス・パラグラフ・パッセージという英文のそれぞれのレベルに合致した「読解のメソッド」を身につけ、正確で効率的な長文読解のための技術を体系的に習得します。
テキスト内容も多岐にわたるテーマから厳選した500~1,000語程度の読み応え十分の英文を集めています。
人文・自然・社会科学系評論文、一般評論文といった多様な読解問題に、十分対応できる読解法を身につけるための本格的な読解力養成講座です。
重要単語を整理しながら長文の構造を分析し、Main Idea、Inference、Supporting detailsなどの読解技術を応用して、論理的な読解法をマスターします。
春学期では、英文法項目を体系的にまとめた問題形式のテキストで、英文法の全体像がみえるように解説します。基本的文法項目の理解に加え、弱点や誤りやすい事項に関しての完全な整理を行います。
秋学期では、早慶上智を含めた難関大学対策用の問題演習により、幅広い応用力を養成するとともに、いかなる形式の問題や難問にも対応できるよう指導します。
リスニングではナチュラルスピードに近い速さでテキストが読まれ、素早くその意味を判断し解答する能力が試されます。したがって、この科目で高得点を獲得するためには、英語を聞いた瞬間に、その意味を理解する高度なリスニング力が必要となります。
春学期はナチュラルスピードで録音された音声データを使用し、英語の音の特徴を分析、理解しながら基本的なリスニング能力を養います。
秋学期はICUの出題形式に沿った演習で実践的な聴解力を高め、リスニング能力の完成を目指します。
試験の形式に沿った短いダイアローグ、長い会話、ミニレクチャーの各カテゴリーを徹底学習します。日本人が不慣れな会話パターンや表現を学習するとともに、ディクテーションを取り入れて効果的にリスニングを強化します。
私大のヒアリング対策(とくにICU)に最適です。
「総合教養」の試験は、あるトピックについて15分程度の短い講義を聴き、それに関する学際的な※設問に解答します。その後、講義トピックについて人文科学、社会科学、自然科学の観点からの論述等を読み、それぞれの設問に解答します。(※学際的とは研究が複数の異なる学問分野をにまたがってことを表します。)
これらはつねに複数の視点を併せ持ち、大学以降での学際的な対象へのアプローチの準備が試されるものと言えます。その学習指針を提案し、複眼的視点を身につけ、理解するのに役立つための講義を行います。
「人文・社会科学」の試験は、大学入学後の授業のための資料読解、卒論の準備などの際に、資料の内容をいかに批判的に分析し、自分の思考を文脈の中に融合していけるかを見るものです。
入試では12,000字程度の資料を読んで40題程度の問題を解くことになります。資料の難易度は、大学の教授が一般読者向けに執筆したもの、つまり新書に類したものなのです。
その対策として春学期は実際の入試程度の量と難易度のある資料を使い、論述パターンの分析を通じて読解法を講義します。秋学期は、批判的読解力・総合的理解力の養成のための講義+発表+ディスカッションで構成された授業を展開、少人数制を生かした受講生参加型の形式を徹底します。さらに、冬学期は入試形態に合わせたテキストゼミで実戦演習を行います。
総合型・学校推薦型選抜対策の基本講座です。主に自己推薦書・志望理由書などの書類作成や面接準備を行います。
入試でキーになる要素は、自己を社会の中に位置づけて経験や将来像を明確なイメージにまとめる自己把握力と、そのイメージを伝えるためのコミュニケーション能力です。この講座では、自己把握力+コミュニケーション能力=人間力と捉えています。高2冬期からスタートし、文章作成練習を通して表現のスキルアップを図りながら志望動機を明確にしていきます。夏期から秋学期にかけてはその成果を提出書類にまとめあげます。
英検、TEAP、TOEFL、IELTSなど英語資格試験の対策講座があります。現在の英語力や志望校、方式に合わせて選ぶことができます。
過去数年のICU入試問題の傾向分析をもとに「総合教養」「人文・社会」「英語読解」「リスニング」の各入試科目について必要な基礎力を養成します。題材や設問の独自性を把握し、適切な準備学習の指針を与えることを目的としています。集中講義により対策方法のエッセンスを提供していきます。
ICU総合型選抜では、1次審査のために提出しなければならない書類の種類が多く、しかもそれらが合否を決める最大のカギとなっています。この講座ではすでにノウハウを築いているプロ講師が生徒の発想を助け、それぞれの書類に何を書き、どう表現すれば良いかを指導していきます。グループディスカッション対策では、クラス全員で模擬討論を行います。
ICUならではの特殊な入試形態に合わせ、総合教養(5回)、人文・社会科学(5回)、英語(リスニングを含め5回)の全科目に渡って実践演習を行い、集中的にICUの完全対策を行います。
- 国際基督教大学教養学部人文科学科卒
- 同大学院前期博士課程比較文化研究科終了
- 国際基督教大学教養学部人文科学科助手
- 同大学院比較文化研究科助手を歴任
- トフルゼミナール専任講師(ICUおよび英語科担当)
- ICUの受験を考えている方へ
-
ICUの入学試験― 大学生活のシミュレーション ―
国際基督教大学は、やや個性的な大学として知られています。例えば、外国人留学生がとても多く、半分ぐらいの授業が英語で行われるとか、教授達の大半がキャンパスの敷地内に住んでいることとか、クラスは、大変小規模で、4年生ぐらいになると教授と1対1で授業をすることもある、等々。
入試に関しても、「ICUの入試問題は特殊だ。」という声を良く耳にします。なるほど他の大学の入試と比較すれば,その形式は珍しいものかもしれません。しかし、受験生の何を試したいかという狙いが極めて明確で、特殊な知識や解法のテクニック、特異な才能などは必要としませんし、大学に入学後、積極的且つ創造的に学ぶための能力を問おうとするものなのです。
「高校までに覚えたこと」を試すのではなく「大学で学べる基礎力」を試す、と言ってよいでしょう。試験科目は「総合教養」、「人文・社会科学」または「自然科学」、「英語(リスニングを含む)」の3つです。
「総合教養」の試験では、まずあるトピックについて15分程度の短い講義(ミニ・レクチャー)を聴き、それに関する学際的な設問に解答します。その後、講義トピックについて人文科学、社会科学、自然科学の観点からの論述等を読み、それぞれの設問に解答します。これら4つの領域における設問は合計40~45問です。実際の試験時間は講義部分を含めて80分です。
これだけでは抽象的で、具体的にどのような能力が要求されているのかわかりにくいですね。ただし、二つの要素があると言えます。一つは、特定の領域についての偏った知識や関心に縛られることなく、つねに複数の視点を併せ持ち、大学以降での学際的な対象へのアプローチの準備ができているということです。具体的に言えば、文系理系にかかわらず高校で学習する全ての教科に関心を持って取り組む姿勢が欲しいところです。もう一つは「問題発見型」の勉強をしているかどうかです。単に与えられる知識を受容し、それを記憶することに終始するような姿勢ではなく、「自分の関心を具体的な問題としてたて、それを追究していく」といった姿勢が求められていると考えられます。できれば、高校での知的生活の中で、調査や共同研究を通じてこうした態度を養っておくことが望まれます。
トフルゼミナールでは、上記のような「問題発見型」の学習志向の育成を支援するプログラムを開発していきたいと考えています。
みなさんは、「大学の勉強」をどういうイメージで捉えていますか?「覚える」ことより「読んで考える」ことの方が決定的に重要となります。定期試験と言っても、いくつかのテーマを与えられて、自分で文献探索をしレポートにまとめる、というのが一般的です。「総合教養」も「人文・社会科学」「自然科学」も、いわば入学後の大学生活のシミュレーションなのです。
上記のような性格のものですから、知識を詰め込めばどうにかなる、というわけにいかないことがよくわかりますね。トフルゼミナールでは、まず、「超長文」の日本語読解力を付けるために、読解作業の具体的なコツや、論旨展開の把握の仕方を指導します。その上で、批判的読解力を獲得するために、アウトラインを項目的にまとめる練習をしたり、発表やディスカッション(教室での授業の場合)を取り入れています。
ICUの授業は、かなりの割合英語で行なわれます。また、大学生としての勉強をしていくために、英語の文献を読む機会が多くなります。つまり、英語の学習のために読むのではなく、英語を使って研究することが目指されていると言ってよいでしょう。ですから、英語科目もそのための素地があるかどうかを見たいわけです。このような意味での英語力を身に付けるために、トフルゼミナールでは、スピードと正確さを共に鍛える大量の読解題材を使って訓練します。
リスニングでは、個々の単語を性格に聞き取ることよりもむしろ英語で理解し判断することを求められます。会話文・短いテキストが中心です。このリスニングについては、まず英語が「雑音」ではなく「意味のある音のつながり」として聞こえなくてはなりませんが、トフルゼミナールでは、そのための圧倒的な練習量を確保し、ある程度のルールや方法論を教えます。そのあとは、ICUの試験形式似合わせた問題演習を通じて、フレーズからセンテンス、パラグラフ単位での理解力を高めます。
最後になりますが、ICUに合格した人は、入学試験を振り返って、大抵「なかなか面白かった。」と言います。これは、全く当然のことですね。もしそうでなかったら、入学後4年間「苦痛の連続」ということになるわけですから。みなさんにICUが期待するのは「受験生」としての能力ではなく、日本語・英語いずれにおいても講義を理解し、文献を読みこなす「大学生」になるための能力です。その大学生活のシミュレーションとしての入学試験で、それを認めさせられれば成功です。
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高2の春期からトフルに通い始めました。ICU志望だったので対策はほとんどトフルに頼っていました。
英語やICU講座の予習・復習がすごく大変で、夏休みに遅れを取り戻すのに必死でしたが、アットホームなクラスにはすぐ慣れることができました。
すごく居心地がよく通うのが楽しみでした。競争するのではなく、みんなで頑張れたのは先生方、スタッフの方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
もともとICUを志望校の一つに考えていたので、予備校を探しているときICUの受験対策ができると知って、トフルを選びました。
クラスの人数が少なく、英語を重視した授業は受けやすくて、私には合っていたのかなと思います。そういう環境だからか、それほど大変な感じもなく勉強を続けられました。
英語は最初は特に予習が大変でしたが、授業ごとの予習と定期テスト勉強だけはしっかりやるようにしていました。
夏を過ぎてものんびりしていた私は、過去問をやる時期になっても焦りましたが、それでも最低限のこなしていたはずと思い込んだことが支えになりました。
特殊な教科も、試験科目としては慣れないものですが、毎週授業に出ていることで試験当日の安心感が全然違いました。
最終的に合格できたことだけでなく、これからも役だつような勉強ができた有意義な一年間だったと思います。
ICU入試は、問題を解くことに慣れることが大切です。私は、トフルゼミナールのe-ICUコースの対策を利用して、時間を計ったり自分が得意・不得意な問題を研究するなどして、本番でどのように解くかを決めました。本番でも、トフルで対策したものと、同じタイプの問題が多く出てきたので、落ち着いて解くことができました。また、e-ICUコースでは、各問題の解答解説に考え方がついていたので、理数系科目を受験しない私が公式や解き方を確認・定着させることにも大変役立ちました。
e-ICUコースの問題は、赤本の問題よりも長く、また難しく感じました。しかし、そのような教材で訓練することで、赤本や本番の問題を解くときには時間に余裕をもって望めました。また、解説も細かく、それに対応する箇所もすぐに分かるように作られていたので、復習もしやすかったです。また一般能力、学習能力対策で行われるコーチングでは、細かい解説や分からない箇所の説明、その他の相談に個人的に乗っていただけるので、試験が特殊なICUの受験への不安も解消できました。
私は編入生としてICUを受験したので、大学に通いながら勉強をしなければなりませんでした。実際にICUの勉強だけに集中できたのは入学試験の10日前からで、まさにギリギリの状態での受験となりました。
自習室にいる時はタイマーで時間を計りながら問題を解き、移動の間はSPIの本をながめたり、幅広い知識を得るように心がけました。気分転換にテレビを見るのも良いかと思います。ICUの問題は何が出るか本当に分からないのでアンテナを広く保っておくことが一番効果的な勉強法です。勉強する事、新たな知識を得る事の楽しさを感じながら、あまり自分を追い詰めすぎず、気楽に入試に挑んでほしいと思います。
ICUの一般入試は問題形式が特殊なので、途方にくれていた私。でも、トフルでICU対策をやってくださると知って入塾した後は、トフルのテキストや、親切、丁寧に教えて下さる先生方を信じて一年間頑張ることができました。
また、トフルの小テストのお陰で受験生に必要な基礎知識を確認することができたし、定期テストが自分の実力を確かめる目安になり、自分の勉強を有意義にするのに役立ちました。
そして、夏期・冬期講習は充実した授業を提供して下さるだけでなく、講義が終わったあとも、自分で書いた解答を丁寧に添削してくださったので、記述の力もつき、そのお陰で外大にも合格できたのだと思います。
私はトフルに通っていなかったら、ICUに合格することはできなかったと思います。お世話になったトフルの全ての方々、本当にありがとうございました。
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M.K.(東京都私立江戸川女子高校)
私は高2の冬に入学しましたが、吹奏楽部を高3の9月中旬に引退してから本格的に受験勉強を始めました。冬休みに入るまでは学校の定期試験に向けての勉強を必死でやりました。赤本を解き始めたのは10月頃です。1週間に1年分くらいのペースでした。
トフルゼミナールでは前期はe-ICUで後期は授業にでました。e-ICUはためにためて12月にイッキにやりました。授業はすごーく面白かったです。毎週楽しみでした。ICUの勉強はつらいというより楽しいと思います!ので楽しみながら頑張ってください。
R.S.(福島県立磐城桜が丘高校)私がトフルに入学したきっかけは、トフルのホームページを見て興味を持ち、体験授業を受けてみたことです。その授業で目から鱗が落ちる様な英語の本質に触れた内容に感激し、即入学を決めました。
初めはレベルの高さに戸惑いましたが、熱意のこもったテンポのよい先生の授業に自然とやる気が引き出され、必死に授業についていくうちに、いつの間にか実力もすこしずつ確実についていきました。
それからトフルというと英語が売りで、世界史や国語は・・・と少し不安でしたが、そんな心配はまったく必要なく、どの先生も知識が豊富で、優秀で、現代文の授業は楽しみなくらいでした。
この1年を振り返ると、田舎から上京し、一人暮らしを始め、トフルに入り、最初は分からないことばかりで勉強どころではありませんでしたが、優しい友達や事務の方々に恵まれて、また私は最初は早稲田を目指していたのですが、ICUというより理想に近い大学を見つけられて、本当に甲斐のある1年でした。
R.N.(東京都立国際高校)私は英語力をUPさせたくて、他の塾よりも英語に力を入れているトフルに1年の終わり頃入学しました。初めの頃は、本当に読解力もなく意味が分からな苦労しました。でも先生の丁寧な解説が分かりやすく、予習時に分からないところも授業で解決できました。そのうちに、だんだん予習の段階で文章を理解できるようになり、同時に学校での成績も伸びてきました。
また、トフルは英語以外の授業もとても分かりやすく、また少人数授業でとてもよかったです。目標を同じくする友人もたくさんでき、いろいろ相談もできました。授業を教えてくださった先生方、また名前を覚えてくれ、いろいろアドバイスを頂ありがとうございました。
H.K.(東京都立駒場高校)僕がトフルゼミナールに通い始めたのは、高3になる年の春期講習からでした。せっかくの予備校が「第2の学校」になってはいけないと思っていたので、あくまで”自分の勉強のために利用する”という気持ちで通いました。
ICU対策としては、毎週のトフルの講座をしっかりこなし、その中で自分が苦手だと感じた分野を、本や参考書を読んで補完しました。ICUの入試は他に類を見ない特殊なテストでしたが、毎週トフルの講座を受けているうちに、自然とICUが受験者にどんな能力を求めているのか、何かしらのコツのようなものがわかってきました。また、ICU模試は、実際の入試の要領をつかむ上で大変役に立ちました。
振り返ってみまると、僕が合格できた最大の要因は、早い段階でICUという自分にとっての理想の大学に出会えたことだと思います。支えて下さった全ての方々に感謝の気持ちで一杯です。
Y.A.(東京都私立成城学園高校)私は高2の夏からトフルに入りましたが、実際本格的に勉強をはじめたのは3年生になってからでしたが、英語の長文の読み方など何も知らなかったのが読めるようになったことが良かったです。
ICUが第一志望だったのでICUコースで対策しました。授業は面白くいろいろなことに興味がわきました。受験勉強はいやな印象を持っていましたが、全然そんなことはなく充実した勉強ができました。
私は世界史を夏までほとんどやっていなくて、足を引っ張るだろうと思っていたのですが、後期から世界史をやって最終的には周りの人に追いつくことができましたが、春からしっかり受けていればよかったと思いました。世界史で覚えた知識は、ICUの対策で役立って、世界史をやって本当に良かったと思います。
先生方にあれだけ熱心に授業をしていただいたのだからと思って、最後まで頑張れました。
S.U.(沖縄県私立沖縄尚学高校)ICU(国際基督教大学)への合格が決まり、期待と喜びで胸が高まるのと同時に、私はこれまで支えてくれた周囲の人々に対して感謝の気持ちで一杯です。特にトフルゼミナールの先生方、そしてe-ICUコースには本当に感謝しています。
入試本番を終えた今、一番強く感じることはe-ICUでの学習がいかに実践的なものだったかということ。この1年間コツコツと、時々溜め込みながらも続けてきた学習は厳しかったということよりも、むしろ楽しかったという印象が大きかったので、本番で1年間の成果を実感できたことはうれしかったし、また驚きでもありました。
特にICUの試験では自分での対策が難しいものだけれど、トフルを通じて1年間コンスタントに対策できたことは、大きな励みになったと思います。
また、e-ICUコースは、カウンセリングやビデオ学習も含まれているのですが、その中で先生方の解説を聞いたり、質問したりすることは私にとって最も楽しみな時間の一つで、本番もその中で話した話題が出るたびに一人でニヤニヤしてしまったほど心に残っています。
トフルに一番感謝していることは、志望校に合格するため以上の、一生に通じる勉強を教えてくれたこと。一年間という限られた時間で本当に多くのことを教えてくれた先生方(そして陰ながら支えてくれた両親に)に声を大きくして言います。「ありがとうございました!!!」
M.W.(埼玉県市立浦和高校)私がe-schoolコースを受講し始めたのは、3年の秋でした。秋まで部活をやっていたため、予備校に通っていなかった私にとって、自分のペースで進められるe-schoolはぴったりでした。入試本番まであまり時間がなかったので、受講するコースを相談して決めました。
また、自分でやる曜日、時間を決めることができるので、センター試験や他大学の勉強との両立もできました。レッスンを進めるなかで分からないことがあっても、映像を何度でも繰り返し見ることができるし、コーチングで直接相談できるので、疑問を残したままにすることがありません。
ただ、e-schoolは、よい意味でも悪い意味でも、すべてが自分次第というところが大変です。解答しないと次に進むことができない仕組みなので、やらなければ進めません。
後期になると、レッスン数も増え、難易度も徐々に上がり、最後までやり通すのは大変ですが、やり終えたことは自分にとって大きな自信になりました。サポートしてくれた先生方に、とても感謝しています。
Y.Y.(東京都立立川高校)このe-school コースで僕にとって役立ったと思うのは、「人文・社会科学」でした。自分ではどう対策すればいいものか分からなかったので、先生とのコーチングの中で読み方のコツを教えてもらったことはとても大きかったです。
また「リベラルアーツ学習適性」で理数系の問題を対策できたこともよかったです。しかし、このコースの一番いいところは、ネット講座なので自分のペースでできることだと思います。
僕は「第一志望はICU」とはっきり決めていたわけではないので、他大学の対策にも時間を使いたいと思っていました。このコースならば自分の好きなときに苦手な分野を勉強できるのでとても助かりました。
併願としてICUを受ける人はそう多くないかもしれませんが、効率よく対策をすれば決してできないことはない、と思います。
A.K.(東京都私立東洋英和女学院高校)高2から今まで本当にお世話になりました。トフルはすごくアットホームで居心地がかなり良かったです。少人数だから友人もできやすいし、先生に質問とかもしやすくて、楽しかったし助かりました!あと大手の予備校と違って「受け身」っぽくない授業とか個性的な先生とかも全部大好きでした。授業がおもしろくて楽しかった!それから、相談とかもしやすい雰囲気で精神的にも楽でした。全部全部本当に楽しかった☆こんな私でも親切にして下さってありがとうございました!
N.T.(東京都私立明治学院高校)高2の初め頃から、ほんとうにお世話になりました。はじめは、評定のために嫌な数学もチューター指導のお陰で頑張れました。また、今まで英語があんまり好きじゃなかったのですが先生の授業ではじめて好きになりました。高3になってからは授業が難しくて焦っていた時に両先生とも厳しくて甘やかさないでくれてありがとうございました。あと、進路が二転三転して本当に迷惑をおかけしました。結果良ければ全てよし!いつも親身になって話を聞いてくれてありがとうございます。スタッフの皆さんサンキュー!
Y.T.(東京都私立女子学院高校)高2の冬に初めてトフルの授業を受けて、英語の授業の質の高さに感激し、「ここしかない」と思って入塾しました。高3の時になってからは塾生活も週5日となり忙しさと辛さとで、苦しかったこともありましたが、いつもペースを崩さず頑張る塾生の皆と素敵な先生方に引っ張られて夏も乗り切ることができました。
短いようで長いこの1年間は苦しかったけれども、受験をやめたいと思うことはありませんでした。授業は毎日が新しい知識の発見に満ちていてクラスの雰囲気も良く、楽しくて楽しくて次が待ち遠しかったです。
こうして希望の大学に合格できたのも、トフルなしには考えられませんでした。今こうしてここで体験談を書いているのも夢のように感じますが、すべては本当のことでとてもうれしく思います。たくさんの知識と笑顔、そしてそれ以上のものを下さった先生方や一緒にすごした友達やスタッフの皆様、トフルの存在を教えてくれた弟と家族に言葉にできないほど感謝しています。
N.T.(東京都私立女子聖学院高校)私がICU受験を決めたのは高1の秋で、担任の先生に勧められてその年の冬からトフルに通い始めました。難易度の高い英文に当たることはとても刺激になり、高3までに英語の成績はかなり安定しました。
併願校は何校か決めていましたが、やはり何としても第一志望であるICUに受かりたかったので、高3になってからはICU対策クラスを全て受講しました。特に実際の試験と同じ形式で問題を解かせてくれるリスニングのクラスは大変ためになり、授業がそのまま本番を乗り切る力につながったと思います。
また、ICUの入試はとにかく集中力と持久力を要するので、2月に入ってからは勉強よりも睡眠を優先させて1日10時間近く眠り、体調を整えました。お陰で当日は落ち着いて臨むことができ、「これで落ちても悔いはないな」と思うことができました。結果として合格をいただくことができ、今は課題に追われながらも充実したキャンパスライフを送っています。
I.N.(東京都私立実践女子学園高校)私がトフルに来たのは8月の末で、短期留学の後、大学のことを何も知らなかった私が慌ててかけこんだのが始まりでした。依頼、受験がおわるギリギリまでこんな私をサポートしてくださって、本当に感謝しています。
特に第一志望のICUに対して実戦模試や講座など、専門的にみてくれたのが本当に大きかったです。一般に対策の難しいといわれているICUですが、トフルの授業に何より助けられました。
先生方に自分からたくさん質問をしたことと、(時間がなかったので)ICUに絞って勉強をしたのが一番合格へつながったんじゃないかな?と思います。
Y.Y.(東京都私立跡見学園高校)私は、高3の春からトフルに通いました。ICUに行きたかったので、ICUコースでとりました。実際に授業を受けてまず思ったのは、しっかり予習をしないとついていけないということです。
テキストの予習、復習をきちんとすればそれだけで受験勉強になりました。なので私は英語に関しては他の参考書や問題集は買いませんでした。トフルのテキストを何度も繰り返し勉強しました。特に英語の長文は読むだけでなくノートに何度も書きながら意味や構文の確認をしました。そのおかげで単語帳を暗記することなく語彙が増え、英作文もできるようになりました。
先生方もチューターの方々も質問すると丁寧に教えてくれて、とても心強かったです。友達と励ましあいながら頑張ったので、辛いよりも楽しい塾生活でした。
N.U.(東京都私立吉祥女子高校)私は、高3の春、友人と一緒にトフルゼミナールに入りました。トフルゼミナールに入った意義は、大きくわけて2つあると思います。
一つは英語の質の高さ。そして、それを更に伸ばす講師の質の高さです。私はそれまで、文法は自分でやるものだと考えていました。でも、授業をうけて、教科書には載っていないような、今まで知らなかったことを多く得ることができ、授業を受けてよかったと思いました。もちろん、その先は自分でやるしかありませんが。
もう一つ、私にとっての最大の魅力は、目指す大学のためのコースがあったことです。ICUが第一志望だったので、その対策となる授業をとりました。なかでも一般能力の授業は、受験勉強から離れていられる時間となり、楽しむ事ができました。そして何より驚いたのは、その授業をとっている人たちの積極的な姿勢です。圧倒されました。振り返ってみるとそれがいい刺激となって、今、ICUに通うことができているのかもしれません。
T.K.(千葉県私立東邦大学付属東邦高校)トフルの強みは英語重視であるということに尽きます。ICUの試験時間が圧倒的に長く、大量の日本語を読んで既に頭はパンク状態になります。その後に英語試験に入るので、問われるのは日頃からいかに英語に慣れているかです。慣れていれば落ち着いて聞いて・読むことができます。トフルの授業は、まさに英語に慣れるための授業でした。
最初にテキストを渡されたときはその量の多さに怯みそうになりましたが、常に目標を念頭に置いて頑張っていると、気付いたら読破できるようになりました。少人数の授業の楽しさに引っ張られた部分も大きかったです。共に同じ教室で学んだ掛け替えのない仲間や、どんな疑問にも一緒に考えてくれ的確な答えとアドバイスを頂ける先生、カウンセラーの存在があっての合格でした。そして何より、自分自身の日々の小さな努力の積み重ね、これらが揃って合格を確かなものにするのだと思います。
大学入学後も、受験勉強の努力が生きています。
S.M.(千葉県立船橋高校)一年ちょっとトフルでお世話になりました!!ほんとにいっぱい相談とかしてしまっていっぱいご迷惑おかけしました。なんとかICUに合格できたのもトフルのおかげです。ありがとうございました!
S.N.(千葉県立千葉高校)私はICU対策の講座を受けていましたが、ICUを第一志望にしている人はぜひ受けるといいと思います。なぜなら英語は長文3題を解かなくてはならず、作者の主張を的確におさえつつ高速に処理しなければならないからです。リスニング講座も授業でポイントをつかみ得点力を上げることができました。また、英語以外の対策も重要だと思いました。
M.K.(東京都私立国際基督教大学高等学校)講師、スタッフ、チューターの皆様、どうもありがとうございました。 後輩の皆さんへ:私は帰国枠で上智の新聞学科とICUを受けましたが、帰国生は英語と小論文に力を入れて勉強すると良いと思います。ICUは特に英語と小論文を重視していると思うので、英語の勉強を怠らずに頑張ってください。
M.N.(東京都私立国際基督教大学高等学校)内部推薦でもし落ちたら潔く外部受験をするつもりでした。しかし、今の実力では大学受験で難関校を受かることは不可能だと思い、トフルゼミナールに高3から通い始めました。トフルの英語の授業は本当に、期待以上に質の高いものでした。
私はここの教材の問題を忘れてはいけない、と思い、手間のかかるノート作りを授業開始早々始めました。プリントを1題1題切り貼りしてすぐ横に自分の解答と答えを載せたノートは今も大切に保管しています。文法問題など、よく出る問はトフルでの英語の教材をしていたらある程度覚えられるのです。それと、いつも笑顔なスタッフやすばらしい授業の先生方本当にありがとうございました。
M.Y.(東京都立神代高校)トフルに通い始めたのは高2の秋でした。高3になって第一志望をICUに決めた後も「本当にICU第一志望で大丈夫なんだろうか」と弱気になることが何度もありましたが、そのたびに先生やスタッフの方に相談に行き、悩みを解消するようにしていました 。
対策のしづらいICU入試に関して、具体的に細かくアドヴァイスをしていただいて不安を取り除けたことは大きな勝因の1つです。また、表面的な英語の授業ではなくて、読解においても文法においても根本的な構造から学んでいく授業は毎回学ぶことが多くて、非常に充実していました。英語をもっと学びたいという気持ちを起こしてくれました。
トフルでは、受験勉強という粋を越えて、英語のみならず古典でも世界史でも、将来役に立つ知識を沢山得たと思います。1年間諦めずに頑張りとおせたのはトフルがあったからです。本当にありがとうございました。
N.I.(東京都私立国際基督教大学高校)受験は孤独との戦いだと思った。冬休みまでは先生に頼りきっていたけど、実際に試験会場で問題を解く時、先生はいないのだから自分でやらなければならないということに三学期に入ってやっと気付いた。それは孤独との自分との闘いだった。
でも、実際に入試が始まると、楽しんでいる自分がいた。「今日はどこ、明日はどこ、ウーン、色々な所に行けるな!!」と思ったり、同じ大学が毎日続いた時は「気分はもう大学生」という風に思ったりした。私がこんな風に思えたのは、最初に受けた所が絶対に受かると確信していたから(落ちたけど)だと思う。
要は、気持ちの持ちようだ。でも、気合と自信だけで受かるはずがない。自信がついたのも、勉強したからだ。
トフルの先生方、いつも慣れなれしくてうるさくてごめんなさい。でも私、一応恩返しできたと思っています!!満足です。
M.S.(東京都私立国際基督教大学高校)私がトフルゼミナール時代をふりかえって一番印象深いのは、熱心な授業はもちろんのこと、友人達とがんばった自習室での予習、復習の時間です。
少人数制のトフルゼミナールでは、大手予備校と違って、講師と生徒の距離が近いのもさることながら、生徒同士のつながりもとても深くなります。受験生にはこのことはとても重要で、はげまし合う友人達がそばにいるといないとでは、受験生活の充実度もかなり違ってくるでしょう。その点私は、一年間の受験生活で、苦しいとき、成績が思うように伸びない時、トフルの先生やスタッフの方はもちろん、友人達からのはげましの言葉や、「一緒にがんばろう」と自習室に誘ってくれたことが、なによりの原動力になりました。
スタッフの方が戸締まりをするギリギリの時間まで古文単語のクイズを出し合ったり、ロビーで夕食を食べながら英文解釈を一緒にしたことは、今ではとても良い思いでとして残っています。そしてこれらのことが暗くなりがちな受験生活を少しでも明るいものにしてくれました。
ですからみなさんも、受験勉強であるからといって一人でとじこまらずに、トフルでできた同じ目標を持った友人達とはげまし合い、時には競い合い、がんばって下さい。
そして、最後に、本当に受験前日まで相談にのってくれ、はげましてくれた先生方、スタッフの方々、ありがとうございました。
Y.T.(東京都私立国際基督教大学高校)ICU高校からICUへの推薦枠は50名ほどしかなく、とても推薦を取れるような成績をもっていなかった僕は、トフルゼミナールに入って一般受験でICUを目指すことにしました。僕がトフルを選んだ理由は、まず少人数制であること、英語のレベルが高いこと、そしてすごい実績があったことにあります。最初の2点はみなさんご存知の通りですが、実績に関しては、大学に入ってから「トフルは本当にすごいな」とつくづく思いました。まわりの友達が「なにー!?お前もトフルだったのか!」と言うくらいみんなトフルの卒業生だったからです。恐るべしトフル…。
僕がトフルに入ったのは3年生になってからでした。最初の1学期間は、はっきり言ってしまえば無駄に過ごしてしまいました。授業には一応出席していたのですが、予習復習をまじめにやらなかったので成績はさっぱりでした。しかし夏休みに入って、さすがに焦りを感じ改心した結果、少しずつできるようになってきました。2学期に入ってからは、本当に必死で勉強しました。こんな僕でも何とか希望の大学に入れたのはトフルの質の高い、当を得た授業があったからだと思います。
トフルの少人数授業に関して一番思い出に残っていることは、入試直前の冬休みに取った講座で先生とマンツーマンのような授業を受けたことです。普通の授業だったら数回あてられてこたえるところを(それでも大手の予備校だったらあてられることもないですよね)全部自分に来てしまうわけですから、さすがに気合いを入れずにはいられませんでした。今考えると、その授業はすごく自分のためになったと思います。
受験生のみなさんは学校とトフルの両立など大変でしょうけれど、トフルに入ってしまえばあと必要なのはやる気だけで、受験はなんとか乗りきれてしまいます。もし困ったことがあったら先生やスタッフの方に相談すれば、必ず親身になって相談に乗ってくれます。頑張って下さい。
S.N.(東京都私立頴明館高校)初めてトフルゼミナールの授業を受けた時の衝撃は今でも忘れません。今まで自分が受けてきた英語の授業はいったいなんだったんだろうと当時の僕が思ったことは今でも覚えています。
トフルゼミナールは本当の意味での英語力を養える数少ない予備校だと思います。本当の英語力なんて必要ない。受験に通用すればいいと思う人もいるかもしれませんが、受験英語は所詮受験英語でしかありません。しかし、本当の英語を学んでいれば、受験英語はむろんのこと、これから先々体験するであろう英語を使う機会に生きてきます。英語を学ぶことで、そこから自分の世界がよりいっそう広がるのです。そうした意味でも、本当の英語力をつける上で、トフルゼミナールは最高の環境だったと私は今でも思っています。
授業の予習復習をきちんとした上でしっかりと授業を聞き、疑問点をその場で解決するという、当たり前のことさえしていれば、自ずと英語の実力もついていきます。
そして、授業もさることながら、勉強する上で重要なのが周囲の環境です。授業に集中できる少人数クラス、先生方への質問がしやすい雰囲気、そして、生徒の相談に親身になってのってくれるスタッフの方々など、トフルは他の予備校と較べても相当高いレベルにあるのではないでしょうか。
おそらく、受験を迎える方々は大変不安でしょう。しかし自分自身を信じ決して焦ることなく、これからの貴重な時間を有効に過ごして下さい。そして、トフルゼミナールを最後まで信頼して頑張って下さい。トフルは皆さんの期待を決して裏切りません。健闘を祈ります。
以上、このメッセージがこれから受験勉強をする方々へのほんの少しでも助けになることができれば幸いです。最後に、熱真に指導して下さった先生方、気持ちが沈んでいた自分をはげましてくれえたスタッフの方々、ともにがんばったクラスのみんな、本当に有り難うございました。
R.K.(東京都私立東京純心女子高校)こんにちは。みなさん受験にむけて日々励んでいらっしゃることと思いますが、心身ともにお元気でしょうか。これを読んでくださった皆様のお力に少しでもなれれば幸いです。
純心では、受験にむけたクラスが多く、学校はなるべく塾に行かないようにという体制を取っています。特に英語に関しては自信を持っており、トフルに通う私にとってはどのように学校と塾を両立させようか悩んだこともあります。
しかし、トフルの英語は言ってみれば「英語を文章として読む」ことを重視していました。受験勉強となると文法や日本語訳が中心となってしまいがちですが、英語でも日本語の文章のように、「筆者が何を言おうとしているのか」を読み取ることを第一に考えることが大切である、ということを私はトフルで学びました。国語が苦手であった私は、トフルで英語を読むことによって、文章の読み方を学んだような気がします。
そこで、英語に関しては文章理解や文の読み方などはトフルで勉強し、単語を覚えたり文法をつめていくのは学校のスケジュールを目標にして勉強しました。塾だけ、学校だけと偏ってやることを決め付けてしまうのではなく、自分に調整し、うまく双方を活用しました。どうせ学校のことはやらなくてはいけないので、無駄にせずに活用した方がいいと思います。
また、古文に関しては、私はとても苦手でしたが、トフルの先生はポイントを押さえて、最低限必要なことのみを覚えるように指導してくださったので、とても効率的に勉強できました。
最後に、大学選びは慎重に行った方がいいと思います。私のまわりには他の大学を辞めてきた人や、大学選びを間違えたとなげいている人も大勢います。ぎりぎりまで「自分は何をしたいのか、そのためにはどの大学に行ったらよいのか」問い続けるべきです。トフルでは気楽に先生と話しをすることができます。私は先生と話をすることで様々なことを考えさせられましたし、大学選びについても多くのアドバイスを頂きました。先生と話をすることで得たことは、今でも私にとって本当に貴重なものです。時々、リラックスがてら先生と話してみたらどうでしょう。それがトフルの一番いいところだと私は思います。
M.K.(東京都私立晃華学園高校)高2の夏から入塾して、トフルで過ごした約1年半、毎日がただひたすら楽しく、あっという間に時が過ぎてしまいました。トフルの一番の魅力は少人数制にあると思います。少人数なので教室も狭くて先生との距離も近く、授業中も何度もあてられるし、またいつでも質問が出来ました。先生は親身になって教えてくださり、論述の授業では何度も添削をお願いしました。それが本番での解答力につながったと思っています(東京外大にも合格)。
また、トフルはとてもアットホームなのですぐに友達ができ、それが最後まで私の一番の支えとなりました。友達と問題を出し合ったり、一緒にご飯を食べたり、皆と楽しい時間を沢山過ごしたおかげで、多くの受験生が抱える「ストレス」とは無縁の受験生活でした。
トフルで得た英語力や物事を論理的に考える力、暖かく厳しい先生と優しい友達のことはずっと忘れません!!ありがとうございました。
R.S.(神奈川県私立山手学院高等学校)高2:学校が休みだった平日にICUへ行ってみてICUに惹かれる。「ここしかない!」と勝手に決意。
大学受験に向けて予備校探しを始める。大手予備校のほとんどを見に行くが、ピンとこない。そして、友達からICUの対策の授業がある予備校があるよ、と渡してもらったトフルのパンフレットを見て、興味がわいた。実際に行ってみて今度はトフルに惹かれる。こんなに少人数でしかも先生から「今のとこで何か質問ありますか?」ときいてくれる予備校があるなんて!!授業中にすぐ質問したくなってしまう私にとってはありがたかった。そして晴れてトフル生に。
高3:トフルでICU講座と英語を習った。もともと得意科目だった英語をトフルでもっともっと伸ばしたくて、しっかり予習、復習をした。授業も真剣に受けた。そうして英語はしっかりトフルでやっていたため自分で勉強していた他教科も余裕を持って取り組めたと思う。ICU講座はすごく楽しかった。一年間で様々なことを学べた。受験というより自分のためになる勉強だった。この一年で習ったたくさんのことはきっと大学に入っても、卒業しても、社会人になってもずっと役立つと思う。そう思えちゃうくらいICU講座は充実していた。
それでもやっぱり受験生。辛いときは、ICUのキャンパスで自転車をこいでる自分の後ろ姿を想像して頑張った。イメージトレーニングも時には必要!
試験当日。「私ほどICUの対策をしてきた人はいない!」と私の得意な思い込みで自分を落ち着かせた。それでも、手が震える、震える(笑)周りの人たちに悟られないように必死で隠していた。試験終了後はどれだけできたかなんて考える余裕もなく、ただただ疲れた。でも、どこか充実感に溢れていて、満足感でいっぱいだった。
合格発表。ずっとずっと憧れてきたICUの合格発表は絶対に掲示板と決めていた。そしてもし落ちたらしっかり見納めしとこうと。パネルが次々に掲示されていった。ドキドキの瞬間。
「あった‥」
合格したら私のことだからギャーギャー大騒ぎすると思っていたけど、出たのはその一言。あとは静かに泣いた。その後、アメフト部の方々に声をかけられ、胴上げをしてもらった。そこからだんだん受かった実感が出てきて、家についたらやっぱり一人ではしゃぎ、食べたケーキの味は一生忘れられない‥な。
Y.Y.さん(東京都私立成城学園高校)Q: ICUのAO入試に挑戦した理由を聞かせてください。
A: 成城大学の内部推薦をすでに取れていたのですが「チャンスがあるなら挑戦したい」という気持ちで受験を決めました。とくにAO入試では学力だけでなく、ディスカッション能力や、自分がいままで頑張ってきたチアダンスやボランティア活動も評価してもらえるという点で私に向いていたと思います。トフルゼミナールに来る前はただ漠然と別の大学を考えていましたが、スタッフの方からたくさんの情報をいただき、ICUを第一志望に決めることができました。
Q: エッセイやグループディスカッションの対策について。
A: イギリス留学から帰国したのが6月末だったので、対策にかけられた期間はほんの2カ月だけでした。すぐに「人間力養成講座」を受講しエッセイの準備を始めました。最初は何を書いていいのかまったくわかりませんでしたが、先生は親身になって一緒に構成を考え、私の意見や書きたいことを尊重してくれました。また、授業ではクラスメイトの前で自分のエッセイを発表する形式なので、周りの友達がどのように考えているかがわかるだけでなく、人に話すことで自分の考えがいかに曖昧であるかということにも気がつきました。おかげで自分でも納得のいくエッセイを提出ることができ、第一関門である書類審査を通過することができました。
面接対策では、直前期にやった「グループディスカッション」の授業が大きかったです。ここでは、ICUの書類審査を通ったトフル生のみを集めて本番形式でディスカッションするものでした。ICUの面接では、自分の意見を1分間にまとめて話さなくてはいけないので、資料を読み取って自分の意見をまとめる力や、1分間でわかりやすく伝える力が必要です。Q: 合格の決め手は何だと思いますか。
A: トフルゼミナールの先生に添削して頂いたエッセイだと思います。ICUのAO入試は、まずは書類審査がとても大切なので、しっかりと考え、計画性を持って書くことが大事だと思います。
A.M.(埼玉県私立自由の森学園高校)私は引継ぎのため、卒業後まで部活動をやっていました。そのため、ほぼ受験勉強ゼロの状態から浪人スタートを切ったのですが、何としてもICUに入りたかった私は、一般受験と平行して人間力養成講座を受講し、AO入試も目指しました。
この講座では、時事問題を考え、志望動機を深め、互いにスピーチしあい、思考力・発信力を鍛えました。人間力養成講座の特徴は何といっても、とことん課題と向き合った分、しっかり力がつけられるということです。
私の場合、自分が学びたい分野であった「少年兵」の本をとにかく読み込み、自分なりに要約・評価し、自身の考えを文章にして毎回見てもらい、アドバイスや課題を頂いて再び調べ、考えました。また、夏のICU-AO対策講座では、先生の添削を受け、論理的に考えを伝える力を鍛えることで、万全にICU-AO入試に臨めました。
合格までに一番大切なことは、志望動機を深めることですが、その土台を作ってくれたトフルゼミナールは強い存在でした。
M.A.(埼玉県私立西武学園文理高校)小さい頃から習っているバレエを続けながら、私は学校の勉強を一生懸命頑張り、皆勤もしてきました。しかし、受験勉強を全くしていなかった上に9月末にバレエの発表会を控えていたので、このままバレエと勉強の両立をして受験に間に合うのかとても心配でした。
そんな不安を抱えていた高3の春にトフルゼミナールと出会いました。トフルのAO・推薦コースは、私の入試に向けたキラキラ輝く道を切り開いてくれたのです。
先生は何度も何度もエッセイなどを添削してくださいました。スタッフの方々は本当の家族のように優しく支えてくださいました。チューターの皆さんはたくさんの心強いアドバイスをくださいました。本当にありがとうございました。一言では言い表すことができないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
トフルゼミナールの皆さんの温かいサポートによって合格することができた私はとても幸せです。
M.S.(大阪府私立大阪女学院高校)私は高3の春にICUのAO入試を受験しようと決心したものの、始めのうちは何も情報がなく、一次審査の書類をどのように書けばよいのかも分からずに戸惑っていました。
自分自身の将来のことやそれに関連する時事問題など、書きたいテーマは自分なりに持っているものの、文章にするとどうしても表面的なものになってしまいました。しかしそんな中、トフルの先生との数回にわたる個別レッスンを通して推敲を重ね、内容を深めていくことによって、本来の自分の書くべきことが鮮明に見えてくるようになりました。
先生のアドバイスは、答えを押し付けるのではなく、私自身の考えをどんどん引き出してくれるものだったので、自分自身と深く向き合うことができ、それは結果的に面接での主張や自己アピールにも繋がっていきました。
面接の対策は、とにかく少しでも多くの本やニュースに触れ、自分なりの意見を普段から考えておくことに尽きると思います。これは短期間でどうなるものでもないので、私は夏休み頃から時事問題に目を向けるようにしていました。
もちろん自分なりの意見も大切ですが、多くの知識を持っていて損はないと思います。私の場合は途上国の飢餓問題に興味があるため、その知識を活かせるように、グラフなどを見るとまず先進国と途上国を比べるようにしていました。
面接中は緊張して質問を聞き逃したり、的外れな答えを言ってしまったりすることもあるかもしれないけど、自信を持ってはっきりと主張すれば、その姿勢は絶対に評価の対象になります。「最後まであきらめずに積極的であること」、これが面接で一番大切なことだと思います。
ICUの面接はとても和んだ雰囲気で、面接官の先生も私達をじっくり評価してくれているという印象を受けました。また他の受験生達と友達になったり、先輩や学部長と話ができたりと本当にフレンドリーな人ばかりで、その型にはまらない大学の雰囲気に直に触れて、改めてICUに入りたいと強く感じました。
トフルの先生やスタッフの人々の支えがなければ、きっと合格することができなかったと思います。また、トフルでの書類添削や面接の練習などはAOの合格だけでなく、私自身を見つめ直す貴重な機会にもなりました。本当にありがとうございました。
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国際基督教大学(ICU)は国際性(International)への使命、基督教(Christian)への使命、学問(University)への使命、という3つの使命から設立されたリベラルアーツ教育を行う大学です。
文系・理系にとらわれない幅広い学問領域への取り組みと、多様なバックグラウンドを持つ学生同士の交流が盛んで、主体性をもつ学生像を理想としています。
大規模な総合大学とは異なり、徹底した少人数教育をおこなっています。専任教員一人当たり学生数は20人。また、少人数ならではのディスカッションや対話を中心とした授業により、学生が積極的に参加できる環境がつくられています。
ICUでは31のメジャー(専修分野)から自分の学びを選択することができます。
1・2年次では幅広く学問的基礎力を養成しながら、自分の興味・関心の軸を見極めていきます。
2年次の終わりにメジャーを選択・決定して学びを深めていきます。
メジャー選択には以下の3通りが用意されています。
ICUの教育方針として、日英バイリンガリズムが掲げられており、日本語を母国語とする学生には徹底した英語プログラム(ELA)が用意されています。学生の英語力に応じて4つの課程に分かれたカリキュラムは、ICUで学び将来に生かせる英語力と思考力を養成します。
また、留学プログラムは期間や地域もさまざまで、年間450名以上の学生が海外で学んでいます。
ICUが掲げるアドミッション・ポリシーでは、以下のような学生を求めています。
ICUは、世界人権宣言の原則に立ち、「責任ある地球市民」として世界の平和と多様な価値観を持つ人々との共生を実現するためにリベラルアーツ教育を実践しています。献学以来、その名に示されるように、国際性への使命、キリスト教への使命、学問への使命を掲げて、「行動するリベラルアーツ」の伝統を築いてきました。グローバル化する現代の社会でこの理念を実現してゆくために、ICUでは日本全国および世界各地からの次のような資質を持つ学生を求めています。
● 文系・理系にとらわれない広い領域への知的好奇心と創造力
● 的確な判断力と論理的で批判的な思考力
● 多様な文化との対話ができるグローバルなコミュニケーション能力
● 主体的に問題を発見し、果敢に問題を解決してゆく強靭な精神力と実行力
日本あるいは世界各国の教育制度で、文系・理系にとらわれず幅広く学び、各教科・科目の基礎知識を関連づけて行動する知性へと変革する能力や外国語によるコミュニケーション能力を備えていることを重視します。
ICUには31のメジャー(専修分野)があり、その選択には以下3通りのパターンがあります。
Single Major | 主専攻 | メジャーを1つ修める場合 |
Double Major | 主専攻×2 | 2つのメジャーを同時に組み合わせて履修する場合 |
Major + Minor | 主専攻+副専攻 | 2つのメジャーを比率を変えて履修する場合 |
31のメジャー(専修分野)には、伝統的な学問分野と、問題解決型や地球研究型とがあります。 これだけのメジャーを用意する理由は、ICUが掲げる「Expanding Potential -可能性の翼を広げよう-」という言葉にあらわされています。
自分の学びを自分でデザインできるICUには、学生が本当に学びたいことを見つけられる環境があるのです。
ICUの持つ31のメジャー
美術・文化財研究、音楽、文学、哲学・宗教学、経済学、経営学、歴史学、法学、公共政策、政治学、国際関係学、社会学、人類学、メディア・コミュニケーション・文化、生物学、物理学、化学、数学、情報科学、言語教育、教育学、言語学、心理学、アメリカ研究、アジア研究、開発研究、環境研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究、グローバル研究、日本研究、平和研究
キャンパスの公用語は日本語と英語であり、日英双方の高い言語運用能力を養成するバイリンガル教育が徹底されています。その実現のために、「リベラルアーツ英語プログラム(ELA:English for Liberal Arts Program)」や「日本語教育プログラム(JLP:Japanese Language Programs:)」が用意され、各言語力の向上、言語運用能力の向上、批判的分析能力を養成する導入教育がなされています。
また、多様な留学プログラムが用意されており、毎年15%にあたる500名近い学生が海外で学んでおり、卒業までには多くの生徒が海外留学を経験します。
試験日程(2025年度入学試験)
*日程は必ずご自身にてICUのWebサイトでご確認ください。
入試方式 | 募集定員 | 出願期間 | 第一次選考 | 第二次選考 | 合格発表 | 手続締切 |
人文・社会科学選択 | 110名 | 1月6日(月) ~ 1月19日(日) |
2月1日(土) | - | 2月7日(金) | 2月17日(月) |
自然科学選択 | 40名 | 2月1日(土) | - | 2月7日(金) | 2月17日(月) | |
日英バイリンガル 面接利用 |
20名 | 2月1日(土) | 2月15日(土) | 2月21日(金) | 3月3日(月) | |
英語外部試験利用 | 10名 | 2月1日(土) | 2月15日(土) | 2月21日(金) | 3月3日(月) |
上記4方式のうち 最大3方式まで併願できます。
「日英バイリンガル面接利用」と「英語外部試験利用」の併願は不可、その他の併願は可能です。
科目 | 試験時間 | 配点 |
英語 | 70分 | 80点 |
総合教養 | 70分 | 80点 |
人文・社会科学 | 70分 | 80点 |
科目 | 試験時間 | 配点 |
英語 | 70分 | 80点 |
総合教養 | 70分 | 80点 |
自然科学 | 70分 | 80点 |
1次選考と2次選考に分かれ、1次選考の合格者のみが2次選考に進みます。
科目 | 試験時間 | 配点 |
英語 | 70分 | 80点 |
総合教養 | 70分 | 80点 |
オンライン個人面接 (日本語・英語) |
- | - |
1次選考と2次選考に分かれ、1次選考の合格者のみが2次選考に進みます。
出願には以下いずれかの公式スコアが必要です。
・TOEFL iBT®テスト 79以上
・IELTS (アカデミック・モジュール) 6.5以上
・Cambridge English Qualifications 175以上
・GTEC CBT 1300以上
科目 | 試験時間 | 配点 |
英語 (外部試験公式スコア利用) |
- | - |
総合教養 | 70分 | 80点 |
オンライン個人面接 (日本語) |
- | - |
当説明は2024年度までの入試問題に関するものです。
ICUの英語の特徴の一つとして、他大学に比べリスニング問題の比重が非常に大きく、全問題の4割以上を占めていることが挙げられます。
また、リーディング問題では高度な内容の論説文を速く正確に読んで理解することが求められるので、入学後に英語で行われるさまざまな分野の授業についていく能力があるかどうかが試されていると言えます。
リスニング問題
出題の形式は設問数の違いはあってもほぼ一定の形式で出題されています。
Part1:対話文形式(対話を聞いて質問に対する最適な答えを選ぶ問題)
Part2:やや長めの対話文形式(対話を聞いて質問に対する最適な答えを選ぶ問題)
Part3:講義形式(講義を聞いてその後の質問に応える問題)
リーディング問題
リスニングと合わせて90分で実施される英語において、リーディングの時間は60分程度ですが、ここ数年のパターンとしては以下のようになっています。
Part I:長文読解内容一致問題(Comprehension Test)2問
Part II:長文中の空所補充問題(Cloze Test)1問
文章の内容の面では非常に多岐にわたっており、特定のジャンルへの偏りはありません。
現状、総合教養の問題に対しては、広く浅い知識が大切になります。
歴史を例にとれば、年号は覚えなくてもよいですが、戦争などの大きな事件がどのような順番で起ったかは把握しておきましょう。
問題文の量が多いので重要な部分を見抜く能力は大切です。聞き取り問題は日頃から高校の授業を懸命に聞くことが受験対策につながるでしょう。
自然科学に対しては、文系受験の方はアレルギー反応を持たないことです。
計算もさせますが難しいものではありません。また、受験希望者全員に言えることですが、新聞一面にのるような大きな事件・出来事についてはひととおり興味を持ちましょう。(※2015年だとノーベル賞の発光ダイオードの色が問われていました。)
試験形式は、「人文・社会科学」の場合各分野について10,000字程度の資料と30~40問の問題が手渡され80分与えられます。
ここでは、資料の内容を体系的に理解する能力、論理的に推理・思考する能力、資料の内容をもとに自らの持つ知識と創造的に融合させる能力が試されます。
従って、ごく大雑把に言えば、問題の方は
①内容の体系的な把握を問うもの
②資料のある一定の箇所について正確な理解を問うもの
③資料で学んだことを資料外の知識に対して応用することを求めるもの
④資料の内容と直接関係しない知識を問うもの
の4種類に分けられます。
これらの問題を解く基本的条件は、筆者がどのような問題をどのような視点で考え、何を主張しているかを把握することです。
具体的には、サブタイトルがあれば初めにそれらに目を通すこと、序論的な導入部は全体の展望が書かれているので特に時間をかけてよく理解すること、次の段落に読み進む前にその段落の内容を確認することが重要です。
試験日程(2025年度入学試験)
入試方式 | 募集定員 | 出願期間 | 第一次選考 | 第二次選考 | 合格発表 | 手続締切 |
総合型選抜 | 75名 | 9月2日(月) |
10月11日(金) | 10月19日(土) | 11月1日(金) | 11月11日(月) |
総合型選抜は書類選考と面接により選抜されるもので、以下3つの方式があります。
方式 | 募集人員 | 一次選考 | 二次選考 |
英語外部試験利用 | 75名 (3方式合計) |
書類選考 | グループ・ディスカッション |
理数探求型 | 個人面接(プレゼンテーションを含む) | ||
IB認校対象 | 個人面接(プレゼンテーションを含む) |
それぞれの出願条件は以下の通りです。
方式 | 出願条件 |
英語外部試験利用 | 高等学校成績全体の評定平均値が4.1以上 |
理数探求型 | 高等学校成績全体の評定平均値が4.0以上で、かつ数学または理科の評定平均値が4.2以上 |
IB認校対象 | 国際バカロレア ディプロマ取得(見込み)で、かつ「日本語 A」を履修済み(または履修中)であること |
一般入試と異なり、人物本位での選考となるため、しっかりとしたビジョンを持って望むことが重要となります。 1次の書類選考の合格者のみ2次先行が行われるため、提出書類の対策が重要です。出願書類は、願書、調査書、推薦状2通、エッセイ&自己活動歴&自己分析、これに加えて英語の能力を証明する書類が必要となります。
ICUの総合型選抜では提出書類の種類が多く、どれも慎重に作成する必要がありますが、とくに1,500字のエッセイと自己活動歴&自己分析が重要です。
エッセイの課題は、例年「初対面の人(複数)に、自分の特長を深く、かつ正確に知ってもらおうとするとき、あなたは自分の経験をどのように伝えますか」というものですが、「初対面」と「特長」という部分がポイントです。
会ったことがない人(入試担当の大学の先生はまさにそうです)が、あなたのことを具体的にイメージできるような文章表現力と、大学の先生が「入学させたい」と思うような「経験」が必要になります。ただし「経験」と言っても特殊なものではなく、一つのことに長期間集中して取り組んだことや「経験」を通して自分が成長できたことを書けばいいのです。
あまりアピールしようと必死にならず、素直に共感してもらえる書類作成を目指しましょう。
また、自己活動歴&自己分析ではリーダーシップが問われます。高校時代は積極的に活動をするとともに、集団の中でリーダシップを取れるよう意識していくことが重要です。
十分な日本語能力を持ち、自らの海外経験をリベラルアーツにおいて生かし開花させる資質を持つ学生を広く求める入試。「英語」(TOEFL、IELTS、Cambridge Englishのいずれか)、「小論文」(日本語)、「面接」(グループディスカッション)で選考されます。
(April / September Entry)
大学の講義を受けるのに十分な英語能力を持つ学生を対象にした英語による書類選考。この選考からの入学後は「日本語教育プログラム(JLP: Japanese Language Programs)」となります。
母語が必ずしも日本語でも英語でもなく、多様な学修背景を持つ学生を対象。日本留学試験の成績やIELTSまたはTOEFLのスコア等を利用した書類選考を行い、日本語と英語による面接を通して、ICUが求める資質を備えているかどうかを評価されます。
試験日程(2025年度入学試験)
*日程は必ずご自身にてICUのWebサイトでご確認ください。
入試方式 | 募集定員 | 出願期間 | 第一次選考 | 第二次選考 | 合格発表 | 手続締切 |
人文・社会科学選択 | 110名 | 1月6日(月) ~ 1月19日(日) |
2月1日(土) | - | 2月7日(金) | 2月17日(月) |
自然科学選択 | 40名 | 2月1日(土) | - | 2月7日(金) | 2月17日(月) | |
日英バイリンガル面接利用 | 20名 | 2月1日(土) | 2月15日(土) | 2月21日(金) | 3月3日(月) | |
英語外部試験利用 | 10名 | 2月1日(土) | 2月15日(土) | 2月21日(金) | 3月3日(月) |
日本または外国の大学で本科学生として1年以上在学した者(見込みの者を含む)、または日本もしくは外国の短期大学を卒業した者(見込みの者を含む)。
一般選抜と同じ。
※合否判定は一般選抜受験者と区分なく行われ、合格した場合、入学時の身分が「転編入本科学生」となります。
ICUを卒業するためには、所定の卒業要件を満たし、最終学年を含み、3年以上ICUに在学しなければなりません。
転編入して3学期目の終わりに決定します。入学前にメジャー選択はできません。