社会学専攻
小学生の頃から10年間、ずっと野球漬けの生活を送っていました。高校時代もスポーツクラスに入っていたのでほとんど勉強する時間もなく日々を過ごしていました。ただ、小さい頃から経営者になりたいという夢があったので、高校二年生の頃様々なビジネス本は読んでいました。その中に、コミュニケーションをとるためにはまず英語を話せるようになることが非常に重要だと書いてありました。「英語が話せるかどうかでこれまでとは違った世界が見えてくる」という父親の言葉も大きく、英語に興味を持ち、留学しようと決意しました。
ただ、本格的な勉強を開始したものの最初は中学生で習うBe動詞が何なのかもわからないレベルだったのでかなり苦労しました。トフルゼミナールで必死に勉強し、現地での勉強についていけるよう努力する日々を過ごしました。
高校卒業後、Palomar Collegeに進学しました。Palomarに決めた理由は、当時の英語力で進学することができたということとトフルゼミナールの提携校であったことに加え、トフルゼミナールの学生だけが利用できる教室があり、勉強したりカウンセリングを受けられるという環境が整っていたからです。実際、カレッジの授業が始まった当初は大変なことが多かったのですが、現地でのサポートを受けられたことは大きかったと思います。
それまで海外に留学した経験もなく、授業以外でも不安な気持ちもありましたが、様々な国の留学生と友達になることができ、それぞれの国の文化を身をもって体験することができたのは留学したからこそできた経験であると感じています。
日々の勉強は大変なことが多かったのですが、私は絶対にUniversity of California, Berkeley校に入学したかったので、必死に喰らいついていきました。UC Berkeleyに編入するためには高いGPAをキープする必要がありました。取らなければいけない授業が数多くあり、中には興味が無かったり苦手なものもありましたが、楽な方に逃げず、強い意志と目標を常に持って勉強に取り組みました。GPAだけでなく、編入するためのエッセイ作成も非常に大変でした。少ない文字数の中で、自分が言いたいことを無駄なく書くことは難しい作業でした。苦労の末、希望していたUC Berkeleyに合格できたとわかった時は、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
これからはより大変な日々が待っています。今は社会学に関する記事や本を読んでBerkeleyでの勉強に向けて準備をしています。不安な気持ちはありますが、とても楽しみでもあります。これまでに培ったことを活かして、編入後もしっかり勉強していきたいと思います。