各レッスンは2つのパートに分かれています。PartAでは主に論述記述対策として、複雑な文の構造を正確に理解する練習や、内容把握を行いながら適切な日本語への置き換えを徹底していきます。PartBでは、内容把握問題を中心にパラグラフリーディングの演習を行います。また、実践力の養成のためテストゼミを取り入れ記述問題にも挑戦していきます。
東大・一橋大・東京外大・東工大を始めとする、難関国公立合格の土台作りのための講座です。難関国公立の2次試験で中心となる問題は、[1]英文和訳や要約など、英文読解力に加え日本語の記述力を必要とする問題、[2]和文英訳、条件・自由英作文など、英作文力を必要とする問題、の2つに大別できます。
当講座では、[1]と[2]を養成するため厳選された問題を、その重要性に応じて毎回約7対3の割合で扱っていきます。基本事項から応用的内容に段階的に進んでいきますので、2年生時において必要かつ十分な国公立対策ができます。
受講生個々のレベルに合わせて、多様で興味深い英文を素材としつつ、将来のいかなる目的にも通用する「英文読解力の揺るぎない土台」を築くことを目的とします。原則として、奇数レッスンでは比較的難度の高いアカデミックな論文を素材に抽象的な思考の訓練を行い、偶数レッスンでは物語や歌詞、ときにはジョークなどの親しみやすい文書を素材に「楽しみながらたくさんの英文に触れる」経験を提供します。このような多様なトピックの英文を読みながら、正確な語彙の知識を文脈にあてはめ、文構造の把握を通じてロジックを鍛え、文化的・社会的背景を理解して深い英文解釈ができる真の読解力を養成していきます。
講座の最大の特徴は「能動的に使える英文法」の習得です。単に選択肢の問題を解くための、いわば知識のための英文法項目の学習に止まらず、実践的なアウトプットに必要な文法・語法力を習得して「正しく書ける力」を養うことを最大の目標にしています。
こうした目標達成のために、中学英語の基本から大学入試の準備まで、生徒一人ひとりの習得段階に合わせたレベル(1~4)で、体系的かつ有機的に英文法の全体を学んでいきます。
発音記号やアクセントなど正しい音声の習得から始めて、日常的な会話からアカデミックな英語まで幅広い実践的なコミュニケーション能力を養います。クラスは少人数で、バイリンガル講師やスピーキング指導のトレーニングを積んだ優秀な講師陣が、生徒一人ひとりに目を配ります。授業は、ゲーム的な要素を含むものやペアワークなど、さまざまなアクティビティを楽しみながら、伝わる喜びが実感できるように工夫されています。また、それらを通して「学び」「修得して」「応用できる」力を養い、TOEFL試験導入に向かいつつある将来の大学受験のための不可欠な基礎を築きます。