東京外大で出題される長文は、300~400語程度の比較的短いものから、1,000語を超える“超長文”まで幅広く、出題形式も要旨を問うもの、内容の説明を求めるもの、空所補充やパラグラフ整序など多岐に渡っていて、どれも論理的かつ的確な内容把握を必要とするものです。
その効果的な対策として、これらの形式に沿った類似問題の演習を行っていきます。記述問題に対応できるように、添削によるアドバイスを交えて徹底指導を行っていきます。
外大の入試では、テーマや状況が与えられた自由英作文、和文を英語で要約する問題など、ただ構文と文法をマスターしているだけでは、対処しきれない問題が出題されます。
とくに自由英作文では、何をどのようにどういう順序で書くか、が大切になります。そこで、この講座では年間10回の添削により丁寧に書き方を指導します。春学期には、土台となる英文法の徹底的チェックと和文英訳を中心に学び、秋学期には外大の英作文問題の中心となるテーマ英作文や、内容要約英作文などに中心的に取り組み、合格答案作成力を養成します。
近年になって、ますます比重が大きくなってきたリスニング問題対策の必修ゼミです。春学期はナチュラルスピードで録音された音声を用いて、英語の音の特徴を分析・理解しながら基本的な聴解力を養い、秋学期には、東京外大、東大、一橋大などの難関国公立大や主要私立大の過去問を演習することによって、リスニング問題解法のポイントを学ぶとともに、オリジナル作成問題を使用して実力養成を目指します。当講座は、外大の「リスニングと英作文融合問題」の対策としても大変有効です。
「リーディングスキルズ」で学ぶ「読解のメソッド」を、実際の英文読解応用する練習を積んでいきます。入試問題は(超)長文化する傾向にあり、内容的にもさまざまな学問領域の解説文、時事的トピック、文学的エッセイなど多岐にわたります。
こうした入試の英文法を読みこなすには、ある程度のアカデミックな基礎概念に加え、種々の文体や先端的な話題についていける一定の教養も不可欠です。こうした要請に応えるため、この教材は500~1000語程度の読み応え十分の英文を集め、またテーマも言語論、芸術論、心理学、環境問題、情報技術など幅広い領域のものとなっています。
長文の主要な問題形式である内容把握は、文章全体の論旨を素早く把握すること、また空所補充はそれに加えて細部の正確な文構造の理解を必要とします。つまり難関大入試では、全体←→部分を自由に循環する能力が問われるのです。
こうした読解力養成のため、この科目では語句レベル(文脈から語彙の確定)、センテンスレベル(正確な構造把握)、段落・文章レベル(論旨展開の把握)など、英文のさまざまなレベルでの、正確で効率的な読解技術を体系的に習得していきます。メソッド中心のこの科目は、実践演習の「リーディング&リーズニング」とあいまって大きな効果を上げていきます。
各レッスンは2種類の問題から構成されています。前半は英語長文の論述記述対策です。複雑な文構造を正確に把握し、抽象度の高い内容を的確に理解しながら、英文和訳や内容説明、要約といった難関国公立大入試頻出の問題形式について徹底的な演習を行います。後半は英作文対策で、オーソドックスな和文英訳から意見英作まで、種々の問題演習を通じて英語での文章表現力を鍛えます。
入試問題を効率よく読むためには、速読の技術を学びのその訓練を積んでいくことが大切です。米国の速読法をベースに独自開発した方法を用いて展開される授業では、前期にmain idea, topic sentence, supporting detailsなどの速読を実践する上で必要な概念を学び、phrase readingで素早く文の趣旨を把握する演習を行います。後期はパラグラフ構成を素早く把握し解答する技術を身につけます。
春学期・秋学期の学期講座、夏期・冬期講習会、年間4回の定期テスト、直前テストゼミ、共通テスト後、東京外大論述対策、年間20回の世界史800(小テスト)を組み合わせ、年間計画に基づく学習によって、基礎学力の完成と難関大で高得点可能な実力養成を目指します。
春学期は、人類の発生からはじめ、世界各地域の前近代を扱います。ヨーロッパ・西アジア・インド・中国だけでなく、周辺地域史や文化史を含む総合講座です。
夏期講習会では、実際の入試問題に触れながら演習形式で前期の復習を行う講座、および第二次世界大戦前から最新現代史まで扱う講座が設定されています。
秋学期は、ルネッサンス以降のヨーロッパと欧州勢力進出以降の世界各地域史を扱います。冬期講習会では、必出テーマ史を中心に学期講座で扱えない内容も取り上げる演習で、総復習と実力底上げを目指します。
直前期は入試本番に即した実践演習と解説で、総合力確認と文化史の最終チェックを行います。共通テスト後は、外大対策に特化した論述対策が実施されます。
入試問題は、高校の定期試験と相違し想像しているより難しくなります。これを得点源とするために丁寧に授業を進めます。
とくに難関大学の正誤問題には正確な知識が必要で、そのために独自の詳しいテキストに加え、解説をしながら正確な知識と自信が身につくように指導します。
春学期は原始・古代から織豊政権まで、秋学期は江戸時代から現代までを授業します。直前期には、頻出のテーマ史を中心としたテストゼミが用意されおり効果的に即戦力をつけることができます。
早めに春学期から受験準備をスタートすることが合格につながります。