海外中途帰国(予定)者の保護者様へ
将来お子様の大学進学について
お困りではありませんか?
トフルゼミナール海外帰国生教育センターではお子ざまの進路に関して、以下のようなご質問をしばしば受けます。
大学帰国枠入試対策
但し大学により様々な条件がありとても複雑です。
そこで途中帰国される方の為に大学帰国枠入試の資格取得についての気をつけるべき幾つかのポイントをまとめてみました。
- 最終学年時 海外の高校に在籍している必要があるのか?
(海外の高校の卒業見込みか?) - 海外の学校での在籍期間がどれくらいか。
- 最終学年の在籍が必要でない場合に、帰国後日本での高校在籍期間が何年以内なら帰国枠入試に出願可能であるか?
まずは以上のポイントを確認してみましょう。
また『単身残留で帰国枠入試の資格はあるの?』という質問を良く受けます。
現在この点においては、殆どの大学で受験が可能です。
主要大学の帰国生入学試験の条件
※必ず最新の入試要項にて出願条件を確認してください。大学名 | 学部名 | 条件 |
慶應 | 経済学部 | 海外において外国の教育制度に基づく高等学校に2年以上継続して在籍した者, または, 海外において外国の教育制度に基づく中学校から高等学校にわたっての在籍年数が通算4年以上の者 |
法学部 | 海外において外国の教育制度に基づく中学校から高等学校にわたっての在籍年数が通算4年以上の者 | |
商学部 | 海外において外国の教育制度に基づく高等学校に2年以上継続して在籍した者 | |
上智大学 | 右記サイト参照 | http://www.sophia.ac.jp/J/ facexamContents.nsf/Content/outline_ret5 |
ICU | 教養学部 | 外国の教育制度で中・高等学校を通じ2年以上継続して教育を受け、2007年4月1日から2009年3月31日までに高等学校を卒業した者および卒業見込みの者。 |
青山 | 文学・経済・国際政経・理工・文学第二 (帰国子女) |
中学・高校を通じ、3ヵ年以上継続して、外国の教育課程基づく教育をを受けた者。但し日本の高等学校における在籍期間が1年半未満の者とする。 |
法・社会情報 (海外就学 経験者) |
海外において外国の教育課程に基づく教育を受けた期間が、中学校課程以上(7~12年生)に就学した者は通算3年以上。海外において外国の教育課程に基づく教育を受けた期間が、小学校課程以上(1~6年生)を含む者または小学校課程の者は通算4年以上。 | |
明治大学 | 政経 (帰国生 特別入学試験) |
海外において外国の教育課程に基づく中学校・高等学校に2年以上在籍したもの。 |
法学部 (海外就学者 特別入学試験) |
海外において外国の教育課程に基づく教育を受けた期間が満6歳から満17歳の間で通算4年以上の者で、国内外を問わず通常の12年の学校教育課程を2009年3月までに卒業(修了)または卒業(修了)見込みの者。但し卒業した者については、入学時までに卒業後の経過年数が1年未満である者とする。 | |
国際日本学部 (海外就学者 特別入学試験) |
海外において外国の教育課程に基づく教育を受けた期間が満6歳から満18歳の間で通算4年以上の者で、国内外を問わず通常の12年の学校教育課程を2009年3月までに卒業(修了)または卒業(修了)見込みの者。但し卒業した者については、入学時までに卒業後の経過年数が1年未満である者とする。 | |
立教 | 文・経済・現代心理・法・経営・理 | 外国において外国の学校教育制度に基づく中学校・高等学校(7学年以上に相当する課程)で通算して3学年以上の課程を修了した者(2009年3月までに修了する見込みの者を含む)。ただし、外国において外国の学校教育制度に基づく高等学校(10学年以上に相当する課程)で1学年以上の課程を修了していること。 |
中央 | 法・商・文 | 保護者の海外勤務に伴い外国に居住し、現地の高等学校で正規の教育課程(10学年以上に相当する課程)に基づく教育を1暦年または1学年以上継続して受けた者。 (2)自己の意思で外国の高等学校に留学し、正規の教育課程(10学年以上に相当する課程)に基づく教育を1暦年または1学年以上継続して受けた者。 |
経済 (自己推薦 入試) |
自己の意思または保護者の海外勤務に伴い日本国外に居住し、現地の高等学校で正規の教育課程に基づく教育を1暦年または1学年以上継続して受けた者。 | |
法政 | 文学・経済・社会・経営・理工・生命科学・デザイン工学部 | 海外において外国の教育制度に基づく中等教育課程に通算して4学年以上在籍し、日本または外国の高等学校を2008 年4月から2009 年3月までに卒業する者。または卒業見込の者。 |
学習院 | 法・経済・理 | 中・高等学校を通じ、2学年以上継続または通算して3学年以上海外で外国の教育課程に基づく教育を受け、原則として平成19(2007)年9月1日以降に日本国内の高等学校(在外施設校を含む)に編入した者で、平成21(2009)年3月31日までに卒業または同見込みの者。 |
文 | 中・高等学校を通じ、2学年以上継続または通算して3学年以上海外で外国の教育課程に基づく教育を受け、原則として平成18(2006)年9月1日以降に日本国内の高等学校(在外施設校を含む)に編入した者で、平成21(2009)年3月31日までに卒業または同見込みの者。 |
■海外就学経験があるものの帰国枠入試の資格取得が難しいという方には、以下の大学をお勧めいたします。
- 上智国際教養学部
- http://www.sophia.ac.jp/J/facexamContents.nsf/Content/app_fla
- 早稲田国際教養学部
- http://www.waseda.jp/sils/jp/e_student/index.html
- 特徴 [1]
- 帰国枠入試に必要な上記1~3のような特別な資格の必要がない。
- 特徴 [2]
- 入学試験に必要な科目は英語のみになる為、海外で就学中に培った英語力を武器に受験が出来る。
- 特徴 [3]
- 授業が英語で行われる。
但しTOEFL®やSATといった英語資格試験の対策が必要となりますので、専門的な対策を早めに行うことをお勧めいたします。
高校帰国枠入試対策
- 海外滞在年数:(2年以上が一般的です。)
- 帰国後の期間:(各高校によって条件は異なります)
- 学校教育9年生の課程を修了または3月までに修了見込み。
基本的には上記のような、条件を満たしていない場合には、受験資格を得られませんが、状況によっては、個別に判断してもらえるケースもあります。まずは、各高校の入試課担当者に相談してみるとよいでしょう。
主要高校帰国枠入学試験の条件
- 早稲田実業学校高等部 帰国生徒入学
- http://www.wasedajg.ed.jp/h/exam/outline_rs.html
- 慶應義塾志木高等学校帰国生入試
- http://www.shiki.keio.ac.jp/
- 東京学芸大学付属大泉校舎
- http://www.hs.oizumi.u-gakugei.ac.jp/enter.html
- 国際基督教大学高等学校の帰国生徒入試
- http://www.icu-h.ed.jp/admin/index.html
- 中央大学杉並高等学院帰国生入試
- http://www.chusugi.jp/t3/t31_2.htm