

早稲田大学国際教養学部は2004年度に開設されたリベラルアーツ学部です。 グローバル化した現代世界の諸問題の解決に挑む「志」をもつ21世紀のリーダーとなるべき人材を育てることを目標としており、カリキュラムは一つの専攻に絞らず、7つの専門分野から幅広く学ぶことができます。
SILSの授業は主に学部の共通言語となる英語で行われます。さらに、日本語が母語である学生には1年間の留学を義務付けています。
国際教養学部はダイバーシティで溢れ、授業は日本人、海外の学生、それから世界トップスクールからの交換留学生と共に受けることが出来る環境です。
このページでは、SILSに入学するための対策の他、学部の特徴や魅力について説明します。
入試方式 | 2022年度 | 2021年度 | ||||
受験者 | 合格者 | 倍率 | 受験者 | 合格者 | 倍率 | |
AO入試(国内選考) | 607 | 156 | 3.9 | 682 | 142 | 4.8 |
AO入試(国外選考) | 312 | 106 | 2.9 | 344 | 108 | 3.2 |
AO入試(9月入学) | 868 | 344 | 2.5 | |||
一般選抜 | 1387 | 422 | 3.3 | 1498 | 436 | 3.4 |
合格するために重要な英語力の土台をしっかり作ります。特にAO入試の受験を目指している方は、資格試験対策を早期に開始し、有利に進めていくことが重要です。
英語クラスは学年別ではなく英語力別に受講が可能。英語が得意な方はどんどん進め、苦手な方は基礎からしっかり積み上げていきましょう。
受験学年は、合格するために必要な専門対策を実施。AO入試、一般選抜それぞれに専門クラスを設置。長年に渡るノウハウで合格に導きます。



私は、トフルゼミナールには高校2年の時に入塾し、留学科でAO入試と一般受験、両方の対策を行なっていました。
トフルゼミナールのクラスで学んだことは、直接私の成績を大きく伸ばしてくれただけではなく、自分が勉強する上での態度にも大きな影響があったと感じています。例えば、私が最初の頃から受講していた文法の授業では、予習課題が毎週ありました。授業中には先生が生徒を一人一人当てて答えていく形式だったこともあり、予習は毎回欠かさず行うことができました。たくさん問題数をこなせたことは、授業で習った文法のルールを効率よく頭に入れ、実際の問題に応用することにとても役に立ちました。さらに、たくさんの課題や授業中に頑張った分だけ英語を理解することができるようになった体験は、その後勉強をしてく上でも大きな支えになりました。
具体的な部分では、AO受験の際に提出する書類のサポートや、エッセイや小論文の書き方、さらに個人では入手できる範囲が限られているTOEFLテストの対策問題なども、限られた時間の中で勉強を進める上でとても役に立ちました。
合格に向け力を入れていたのは、主にTOEFLのスコアアップ、志望理由書作成です。まず、TOFELに関しては、自分は留学経験がなかったため、英語に触れている時間と量を増やすことに力を入れていました。トフルゼミナールでの週5回の授業に加え、自分でも公式問題集を使い演習をしました。印象に残っている授業は、リーディングです。大学生活で基礎となる論理的に文章を理解する力を身につけることができました。
次に、志望理由書に関しては、人間力養成講座で全くのゼロから作り上げることができました。何度も添削をしていただいて、少しずつ質をあげていくことができたと思います。また、日英の両言語でのサポートがあったことで、併願も心配なくできました。
トフルゼミナールのサポートで助けになったのは、大きく分けて2つあり、AO受験を紹介していただいたことと、日々の相談しやすい環境です。トフルゼミナールで相談をするまで、AO受験について考えたことがありませんでした。しかし、AO受験で学んだTOEFLの学習方法、志望理由書の書き方が、大学での交換留学の出願で役に立っています。また、日頃から相談しやすい環境であったため、ふとした疑問もすぐに解決することができました。受験時は不安を持ちがちなので、助かりました。
ホームステイのホストファミリーを何度か経験したことから、国際系の大学に興味を抱き、高1の11月頃から横浜校に通い始めました。高2では週2回ほど英語の授業を受け、高3ではパッケージコースを選択し英語に加えて世界史・国語・数学の授業も受けました。
トフルゼミナールでは、表面的な知識学習だけではなく、自分の人生を深く考えさせられるような授業を受けることができました。例えば、英語の授業を通して言語と概念の関係性を学び、初めて言語学習の奥深さに気付くことができました。また、古文の授業では目的の達成に通ずる効率的なストラテジーなど、教科書からは学べないことを知ることができました。疑問が浮かんだときには、どの教科の先生方もこちらの質問に耳を傾け、理解に至るまでわかりやすく解説をしてくださいました。また同じ授業を受けている友達は皆とても意識が高く、多くの刺激を受けることができました。
このように、受け身ではなく自発的に勉強したくなるような環境に置かれるのは、トフルゼミナールならではだと思います。高2まではほとんど理解できていなかった古文と世界史ですが、授業では常に一番前の席に座り、毎回進歩を実感していました。トフルゼミナールのサポートや恵まれた環境のおかげで、着実に志望校に合った対策ができ、自信をもって受験当日を迎えることができました。こんなにも有意義で思い出深い受験生活は、ここでしか経験できなかっただろうと確信しています。本当にありがとうございました。
コンセプトは、「世界へ羽ばたく地球市民を育てる」
2004年に設立された国際教養学部(SILS)の特長は、専門分野学習を目的とした他学部とは一線を画し、少人数指導の下で基礎的な教養を磨くとともに、多元的な視点、論理的思考を養うことに重点をおいたリベラルアーツ教育と早稲田大学が培った伝統やネットワークを融合させた独自のカリキュラムです。
加えて、キャンパスを多種多様な文化・背景・言語を持つ世界の若者たちの交流の場と捉え、海外からの学生を積極的に受け入れ、学部での共通言語を英語とし、日本語を母語とする学生には1年間の海外留学を必修とするなど、日常の学生生活から高い国際感覚を身につけられる環境を整えています。
幅広い教養教育と世界中の学生との交流を通して、世界規模の問題に意欲的に取り組む高い志と倫理観、国際競争力、そして人間的魅力を備えた世界へ羽ばたく地球市民を育てます。


異なるバックグラウンドを持つ教員と学生が共通言語で語り合い、自由に討論し、相互理解を深めていく環境そのものが国際社会でコミュニケーション能力を養うことに通じると考え、国際教養学部でほぼ全ての授業を英語で行っています。そのため、日本語を母語とする学生のために、英語による論理的な思考力や高いプレゼンテーション能力など、現代の国際社会で必要不可欠なスキルを強化できるプログラムを用意しています。
このプログラムでは、入学後の第1~第3学期に、少人数で徹底的に英語で考えて表現する力をトレーニングします。「読む・聞く・話す・書く」それぞれのスキルによって、習熟度別にクラス編成されているため、誰にとっても学びやすい環境が提供されています。特に、ネイティブスピーカーであっても必修となっている英語Ⅲ(Academic Writing)では、将来の研究や仕事上で論文・発表や報告書を書くために要求される学術的文章作成の技術を身につけ、実際に応用できるよう、実践的なレッスンが展開されています。
●募集:100名
●対象:日本の中等教育課程の修了(見込)者 (在外教育施設出身者、高卒認定試験合格(見込)者等を含む)
※評定平均や英語力による出願条件はありません。
●2023年度日程 *最新の情報は必ず早稲田大学のWebサイトでご確認ください
選考日程 | 備考 | |
出願期間 | 2022年9月1日~9月7日 | |
筆記審査 | 2022年10月30日実施 | Critical Writing*早稲田大学にて実施 |
合格者発表 | 2022年11月18日 |
●提出書類
オンラインで作成するApplication Form(願書)の他、出願資格を証明する書類(調査書等)、英語外部検定試験スコアを証明する書類等が必要になります。
●志望理由書類
Application Form内に以下の志望理由書に該当する記入欄があります。
面接がない分、自らの学部に対する適正、熱意を伝える非常に重要な要素です。
■中学卒業以降の国際体験
今の自分を形作った国際体験について、今の自分にどのような影響を与えているかを日本語500字以内で記載してください。ここでいう『国際体験』は、必ずしも海外での体験や経験である必要はありません。 本や様々なメディアを通じて感じたことでも結構です。
■中学卒業以降に一番力を入れて取り組んだこと
中学卒業以降、ご自身の強みを活かしながら一番力を入れて取り組んだことを、その経験を通じて感じ たことや気づきを織り交ぜながら日本語300字以内で記載してください。
■Essay
今までのご自身の経験と将来の夢をつなぐ場としてSILSを選んだ理由を日本語800字以内で入力してください。
英語外部検定試験スコアを証明する書類について
提出が可能なのは、英検®、TOEFL iBT®、IELTS™からいずれか1つ以上です。 CEFRのC1レベル(英検1級、TOEFL95点~、IELTS7.0~)以上を目標にしましょう。
●筆記審査
筆記審査内容:「Critical Writing」
※「Critical Writing」は、与えられた資料を理解し分析したうえで、自分の考えを表現する審査です。
筆記審査のポイント
例年、120分で大問3題で構成されています。文章を分析しながら読み、考察し、設問に回答したり、自分の意見を書くという難易度の高い試験になっています。
様々な分野から出題されるため、高度な英語力のみならず、幅広い知識、論理的な思考力も必要です。しっかり対策をして臨みましょう。
●募集:100名
●対象:日本国外の12年間の中等教育課程の修了(見込)者 (日本国内のインターナショナルスクール出身者等を含む)
●2023年度日程
*最新の情報は必ず早稲田大学のWebサイトでご確認ください
選考日程 | |
出願期間 | 2022年9月8日~9月14日 |
面接審査(対象者のみ) | 2022年11月12日 |
合格者発表 | 2022年11月21日 |
選考は書類審査+面接(対象者のみ)となっており、筆記試験はありません。
●提出書類
Application form(Essay含む)、学校の成績、統一試験結果、英語外部検定試験スコア(SAT(R)、IBDP、GCE A-levelなど、英語による統一試験結果を提出する場合は必須ではない)
●Essayについて
国外選考はすべて英語のエッセイになります。「志望理由」がしっかり書かれたエッセイを仕上げることが非常に重要です。
(topic)
Write an essay of around 800 words in English that explains why you wish to study at the School of International Liberal Studies (SILS). Your essay should describe what you plan to study for 4 years at SILS, explaining the areas of study you intend to focus on and giving specific reasons, and how you see your future path after graduation from SILS.
英語のエッセイ指導も行っています。
●英語外部検定試験スコアについて
利用可能な試験は、TOEFL iBT(Home edition含む)、IELTS、Duolingoです。SAT®、IBDP、GCE A-levelなど、英語による統一試験結果を提出する場合は必須ではなく、提出の有無は出願者に任されます。
●Academic Honors & Extracurricular Activities
Application Form内に記入欄があり、3つまでアピールしたい順に記入が可能です。またそれぞれ証明の添付が必要になります。
●募集:150名
●対象:12年間の中等教育課程の修了(見込)者(国内外を問わない)
●2022年度日程(参考)
*最新の情報は必ず早稲田大学のWebサイトでご確認ください
選考日程 | |
出願期間 | Early Admission: 2022年1月7日~1月17日 Regular Admission: 2022年1月18日~2月24日 |
Early Decision 発表 | 2022年3月10日 |
書類審査合格発表 | 2022年4月15日 |
面接審査(対象者のみ) | 2022年4月23日、5月7日いずれか |
補欠合格発表 | 2022年5月24日 |
9月入学はEarly AdmissionとRegular Admissionがあり、どちらかを選んで出願します。選考は書類審査+面接(対象者のみ)となっており、筆記試験はありません。
●提出書類
Application form(Essay含む)、学校の成績、統一試験結果、英語外部検定試験スコア(SAT®、IBDP、GCE A-levelなど、英語による統一試験結果を提出する場合は必須ではない)
●Essayについて
国外選考はすべて英語のエッセイになります。「志望理由」がしっかり書かれたエッセイを仕上げることが非常に重要です。
(topic)
Write an essay of around 800 words in English that explains why you wish to study at the School of International Liberal Studies (SILS). Your essay should describe what you plan to study for 4 years at SILS, explaining the areas of study you intend to focus on and giving specific reasons, and how you see your future path after graduation from SILS.
英語のエッセイ指導も行っています。
●英語外部検定試験スコアについて
利用可能な試験は、TOEFL iBT(Home edition含む)、IELTS、Duolingoです。SAT®、IBDP、GCE A-levelなど、英語による統一試験結果を提出する場合は必須ではなく、提出の有無は出願者に任されます。
●Academic Honors & Extracurricular Activities
Application Form内に記入欄があり、3つまでアピールしたい順に記入が可能です。またそれぞれ証明の添付が必要になります。
●募集:175名
●2022年度日程(参考)
*最新の情報は必ず早稲田大学のWebサイトでご確認ください
選考日程 | |
出願期間 | 2022年1月6日~1月20日 |
試験日 | 大学共通テストおよび 2月13日(日) |
合格者発表 | 3月1日(火) |
●教科・科目
①大学共通テストで課す科目(2教科2科目/合計100点)
国語:国語/配点50点
選択科目:次のうちから1科目を選択/配点50点
・地歴:①世界史B ②日本史B ③地理B
・数学:①数学Ⅰ・数学A ②数学Ⅱ・数学B
・理科:①物理 ②化学 ③生物 ④地学
②英語(Reading:90分、Writing:60分/80点)
③英語4技能テスト(出願時に提出//20点)
英検 | TOEFL iBT | IELTS | 加点 |
1級合格 | 95点以上 | 7.0以上 | 20点 |
準1級合格 | 72~94点 | 5.5~6.5 | 14点 |
2級合格 | 42~71点 | 4.0~5.0 | 7点 |
準2級合格以下 | 41点以下 | 3.5以下 | 0点 |
未提出(出願可) |
SILSの一般選抜は、英語の配点が他科目の2倍になっており、対策が重要であることはいうまでもありません。資格試験の加点分をなるべく高く確保し、Reading、Writingの試験で高得点が取れるよう対策をしましょう。他学部とは違う対策が必要であることを認識し、専門の対策を行うことをお勧めします。
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