慶應文学部自主応募入試対策
慶應大学文学部自主応募は、総合考査と呼ばれている小論文形式のテストにより、各種資料に対する理解力、文章表現力や和文英訳の力などが試され合否が決まります。
トフルゼミナールの慶應文学部自主応募入試準備クラスでは、圧倒的な練習量と添削指導量で論述力、読解力、和文英訳力を身につけていきます。
Advice by Teacher 傾向分析と対策 トフルゼミナール講師 江連哲明先生
文学部自主応募入試のキーワードは、「読書量」です。この入試は「推薦」と言いながら簡単な自己推薦文を提出する以外は、面接試験もなく、ほぼ出願条件のクリアと筆記試験だけで合否が決まります。
筆記試験には2種類の小論文問題があり、一方は課題文型、他方はテーマ型です。さらにその課題文の一部を英訳する問題が2問あります。
この小論文試験で「ものを言う」のが読書経験の厚みです。そこはやはり「文学部」の試験であり、人文科学分野の素養が試されているのです。
まず、小論文試験の一方である課題文型問題では、思想・芸術論・文学論など、高度に抽象的な内容の文章が出題されています。
こういった種類の文章に慣れていること、あるいはそういった文章が題材にしている文学や芸術作品に親しんでいることが、答案のレベルに影響してきます。
要約の設問をそつなくこなすことができても、自分の考えを書く設問では、人文科学分野への関心の程度が答案に表れてしまうのです。
和文英訳問題でも、まず抽象的な内容の日本語文をわかりやすい日本語表現に「翻訳」することが必要で、英語力以前に一定の読解力が要求されます。
また、もうひとつのテーマ型小論文ではまさに文章センスが問われており、どれだけ「名文」を読んでいるかが答案作成のカギになります。
慶應文 自主応募推薦入試対策カリキュラム
基礎力養成期◆高1~高2
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応用力養成期◆高3前期
〔一般併願対策〕
〔推奨選択〕
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入試直前期◆高3夏~秋
〔一般併願対策〕
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慶應文 自主応募推薦入試直前ゼミ
過去10年以上の過去問題を、徹底的に分析したトフルゼミナール独自の教材とカリキュラムをもとに、出願エッセイの対策および当日の論文審査に向けて準備します。 |
設置校 渋谷校 |
合格体験談
私は、高校2年生の10月からトフルゼミナールに入学したのですが、初めの英語の授業でクラスのみんなと授業内容のレベルの高さに驚きました。しかし、そのおかげでそれまで以上に英語に真剣に取り組むようになりました。
慶応文学部を意識して小論文対策を本格的に始めたのは高校3年生の夏休みからです。
私はもともと一般入試で慶應大学を受験するつもりで小論文を書き始めたのですが、書いていくうちに自分の知識も深まり楽しいと感じるようになって、評定が足りていたこともあり自主応募制推薦も視野に入れるようになりました。
トフルゼミナールで受講した慶應文学部自主応募制推薦入試ゼミは、慶應文学部の問題に特化していて集中的に対策ができたので、非常に有意義でした。そこから小論文のコツもつかめ、ハイペースで書けるようになりました。
一般受験のための勉強との両立は正直辛かったですが、どちらの成績も維持しようとすることで逆にモチベーションが上がりました。またトフルゼミナールでは、どちらの対策も併行してサポートしてもらえたので、安心して対策ができたと思います。
小論文で培った様々な知識はこの先もずっと役立つことばかりなので、挑戦して本当によかったです。