慶應法学部FIT入試対策
慶應大学法学部のFIT入試は、出願書類「志望理由書」「自己推薦書」の提出、さらに模擬講義後に論述形式の試験があり、最後にグループディスカッションと個別プレゼンテーションで合否が決まります。
トフルゼミナールの慶應法学部FIT入試対策クラスでは、完全プロ講師による少人数・ゼミ形式の専門授業で出願書類の作成から2次試験の論文試験対策・グループディスカッション・面接対策まで徹底的にサポートしていきます。
提出書類のポイント
この入試では「志願者調書」「自己推薦書」「志望理由書」の3種類の書類を作成し提出しなければなりません。この3つの内容が少しずつ重なって関連しながら、全体としてあなたの意欲や人間性を表すように話題を割り振りながら作っていきます。
「志願者調書」は年度によって多少変更される場合もありますが、4つほどの質問に答えることで、これまでのあなたの「足跡」を示します。各項目は300~400字と短いので、ポイントを絞って簡潔に表現する必要があります。
「自己推薦書」は用紙が白紙の自由記述形式で、文字だけではなくイラストを描いたり、写真を貼ったりすることができます。ですから、ここではできるだけ個性的に、これまでの活動実績をアピールしてください。
最後に「志望理由書」は、志望理由、入学後の学習計画、将来の夢を2,000字以内で書くもので、書類の中で最も重要です。慶應大学法学部は「次世代のリーダーを養成する」ことをモットーにしていますから、将来について高い目標を掲げ、あなたがそれを実現させる重要なステップとして、この法学部で学ぶ必要がある、と強く訴えられる中身を作っていきましょう。
Advice by Teacher 傾向分析と対策
トフルゼミナール講師 江連哲明先生
FIT入試のキーワードは「総合力」です。講義理解力試験での情報整理力と文章作成能力、集団討論試験での要点把握力と立論能力、プレゼンテーション試験での表現力、そして提出書類での活動実績と問題意識。合格のためには、それらをバランスよく発揮することが必要です。多くの大学が実施しているAO・推薦入試の中でも最難関の一つと言えるでしょう。
その対策のためには、まず自分の弱点を知ることが重要です。文章作成能力や立論能力が弱点だと感じたら、小論文の勉強をすることが有効です。活動実績が弱いと感じたら、もう一度自分の中学・高校生活を見つめ直しましょう。結果としては大きな実績でなくとも、取り組みの過程であなたの特長が発揮された出来事がきっとあります。
本番でも、どれか一つの試験で突出した能力を示そうとするのではなく、それぞれの試験は一つの要素に過ぎないと考えて冷静に対処することが合格につながります。
ときどき出願まで提出書類の作成ばかりに一所懸命になって、二次試験対策を怠る人がいますが総じて良い結果にはなっていません。はじめからFIT入試全体を見据えて、能力の向上に努めましょう。
慶應法 FIT入試対策カリキュラム
基礎力養成期◆高1~高2
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応用力養成期◆高3前期
〈一般併願対策〉
〈推奨選択科目〉
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入試直前期◆高3夏~秋
〈一般併願対策〉
〈推奨選択科目〉
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※ コースを設置していない校舎もあります。
慶應法 FIT入試 開講校舎
トフルゼミナールで開発した専用のオリジナルテキストで、書類選考の直前チェックだけでなく、本番と同形式のグループディスカッション対策および面接プレゼン対策を行います。プロ講師による個別のアドバイスに加えて、互いのグループ討議や面接の内容を講評し合う事で、試験官の立場から客観的に見る練習をします。 |
設置校 池袋本校 渋谷校 横浜校 |