英検を活用するメリット
グローバル化の進展により実践的な英語力が求められるようになり、教育現場でも英語の4技能(「読む」「聞く」「書く」「話す」)が一層重視されるようになりました。これにより、大学入試でも本格的に4技能が評価されるようになっています。
その結果、英検®の活用方法も広がり、中高生にとってさらに重要性が増しています。しっかりと対策して級・スコアを取得することには、以下のようなメリットがあります。
大学入試で役立つ!
従来の一発勝負であった入試とは異なり、複数回の受験チャンスがある。
多くの大学で4技能利用入試があり、併願の戦略が立てやすい。
方式によっては本番の点数が保証され、精神的な余裕につながる。
海外大学の進学に使える!
将来に役立つ!
以下、進路・方式ごとにご説明します。
1. 総合型/学校推薦型選抜(AO・推薦入試)
多くの選抜において英語4技能資格試験の提出が求められ、合否を左右します。つまり、英語力を活かせる方式が多数あるのです。
出願資格利用(例)
上智大学外国語学部英語学科公募推薦:英検®準1級 / TOEFL®72以上
青山学院大学地球社会共生学部自己推薦:英検®準1級 / TOEFL®68以上
立教大学経営学部国際経営学科自由選抜:英検®CSEスコア2300点 / TOEFL®72以上
中央大学法学部英語運用能力特別入学試験:英検®準1級 / TOEFL®80以上
関西学院大学グローバル入試Ⅰ:英検®準1級 / TOEFL®72以上
明治学院大学国際学部国際学科自己推薦AO:英検®2級 / TOEFL®42以上
参考資料利用(例)
早稲田大学国際教養学部AO入試・文化構想学部JCulP
慶應義塾大学経済学部PEARL
国際基督教大学総合型選抜
立教大学法学部自由選抜
筑波大学理工学群学校推薦型選抜
近畿大学工学部総合型選抜
2. 一般選抜(一般入試)
入試改革を機に導入大学は大幅に増えており、元々合否を左右すると言われてきた英語の重要度はさらに増しました。以下具体例を挙げます。
出願資格利用(例)
基準以上の級・スコアを所持していれば出願が可能で、多くの場合は英検®2級から出願でき、準1取得者は有利になるケースが多くあります。
慶應義塾大学文学部:英検®CSEスコア2500以上 *2025年度より導入!
明治大学国際日本学部:英検準1級以上
早稲田大学文学部・文化構想学部:英検®CSEスコア2200以上
青山学院大学総合文化政策学部A方式:英検®CSEスコア2100以上
明治大学商学部:英検2級以上
そのほか上智・ICU・GMARCH・関関同立・明学成成獨國武・日東駒専など多数あり
得点換算・加点(例)
各大学が独自の配点で換算します。独自試験受験結果と良い方のスコア採用もあります。
国際教養大学:英検®準1級/TOEFL®72などで共通テスト英語を満点換算
九州大学:英検®CSEスコア2300/TOEFL®72などで共通テスト英語を満点換算
千葉大学国際教養学部:2次試験の英語を英検®CSEスコア2500で満点換算、2300以上で40点加点
千葉大学教育・理・工・薬学部ほか:英検®CSEスコア2300以上で10点加点
早稲田大学国際教養学部:英検®準1級/TOEFL®72などで20点中14点換算。英検®1級は20点換算
東京理科大学・グローバル方式:英検®CSEスコア3300で25点、2600で22点、2300で20点、1950で15点加点
立教大学共通テスト利用入試:英語の得点を英検®CSEスコア2300点で85%・2450点以上で100%に換算
明治大学経営学部4技能方式:英検®CSEスコア2467以上で20点加点
明治大学農・総合数理・経営・国際日本学部・全学部:準1級以上で英語を満点換算
試験免除(例)
英語独自試験科目に置き換えるケースもあります(資格試験 or 共通テストを利用)。
立教大学(文学部除く)*英語独自試験の実施なし
明治学院大学文学部英語外部検定試験利用型:英検®2級以上
千葉大学園芸学部園芸産業創発学プログラム選抜:英検®CSE1950級以上
3. 海外大学
アメリカには英検®のスコアを用いて出願できる大学が複数あります。これまで海外進学を検討されていなかった方にも進学のチャンスがあります。例としてトフルゼミナールが提携する海外大学のケースをいくつか挙げます。英検®を取得しておくことで、海外の大学を併願校にすることもできるのです。
対策のポイント
受験が早まった!」と考える
今までの一般選抜では主に1~2月が本番でした。現在は英語資格試験利用入試も増えており、この英語資格試験の受験においては高3の秋がラストチャンスになります。
また、総合型 / 学校推薦型選抜の多くは9~11月に実施されるため、この場合の英語資格試験の受験は夏がラストチャンスとなります。
志望校や戦略を考え、早期の準備を始めることが成功のカギと言えます。
最終目標を確認する
以下はおおよそのイメージです。志望大学・学部によっても異なりますが、筆記試験においても英語力が合否を大きく左右するので、受験対策と両立することが大切です。
なお、各級の合格に必要なCSEスコアは以下の通りです。 例えば2級合格後も挑戦を続け2150のスコアを取ることで出願できる入試や、準1級取得後もCSEスコアを高めることで有効に利用できる入試も多くあります(例:立教大共通テスト利用入試:CSE2450以上で英語を満点換算)。
各級の合格がゴールではなく、合格後も引き続きCSEのスコアアップを目指して取り組んで行くことが重要です。
英検®対策は大学受験対策にも有効!
英検®の大きな特徴は、どの級もしっかり英語学習をして準備をすれば、解答に迷うような奇問・悪問はありません。つまり、英検®の過去問対策は自然と良問をたくさん解く練習になると言えます。
また、英語学習の目標設定やペースメーカーとしての利用にもオススメです。
トフルゼミナールでの英検®対策
英語資格試験の合格、スコアアップには英語力の根本的な土台を厚くしていくことがとても重要です。
トフルゼミナールでは、より実践的な「英検®講座」に加え「L.H.プログラム ※1」や「TOEFL® / Pre-TOEFL® ※2」講座や「個別指導」を用意していますので、レベルや目的に応じて英語力を伸ばすことができます。
プロ講師が担当する各講座に加えて、英検®準1級 / 1級やTOEFL®100点以上を取得した大学生チューターも学習をサポートします。
ご興味を持たれた方はぜひご希望の校舎へご相談ください。英語学習指導のプロであるカウンセラーから詳しいご説明をいたします。
※1:当社で開発した実践的な4技能習得のためのLanguage&Human Skillsプログラム。
※2:TOEFL® Test対策基礎講座で、Reading、Listening、Grammar&Writing、Speaking、Vocabularyの5講座を開講。
(c)2024 TS-Planning Co.,Ltd. All rights reserved.
TOEFL® and TOEFL iBT are registered trademarks of Educational Testing Service (ETS).
This website is not endorsed or approved by ETS.
TOEIC® L&R TEST is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS).
This website is not endorsed or approved by ETS.
SAT(R) is a trademark of the College Entrance Examination Board, which does not endorse this publication.
英検®は、公益財団法人、日本英語検定協会の登録商標です。